日本経済新聞によると、
「東進衛星予備校」を手掛けるナガセは
2014年度から、
ビデオ・オン・デマンド(VOD)方式の
映像式授業の新規教室を
年100教室ペースで開くとのこと。
現在930教室で
映像式授業を供給しているようですが、
これを16年度末までに1200教室体制にし、
将来的には1800教室にするようです。
これだけネット環境が整ってくると、
一人の先生が一回の授業で生み出す付加価値が
とんでもなく大きくなりますね。
東進衛星予備校には、
現代文講師で著名な林修先生が所属されていますが、
もし仮に林先生の授業を1800教室で配信して、
各教室で10人が受講したとすると、、、
(授業料は、1科目につき約7万3千円で1回90分の授業約20回分だそうです。)
1800教室×10人=18000人
18000人×73000円=13億1400万円
13億1400万円÷20回=6570万円/授業一コマ
になります。
90分のコンテンツで
6570万円の付加価値を生み出すというのは、
従来では考えられないことでした。
私が高校生の頃も、
英語や物理などの科目で、
有名な受験予備校の先生がいました。
当時はこの先生方の授業を受けるために、
朝早くから並んで整理券をもらって受講していた
なんてことを良く聞いていましたが、
どれだけ人気があったとしても
教室の大きさに比例して売上(受講人数)は決まってました。
自社が保有するノウハウを標準化して、
ネット環境などを活用して
全国配信できるようなフランチャイズモデルができると
ものすごく高収益な企業ができますね。
今後の展開に注目です!
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