目的と手段 | (株)パワフルブレーンズ★西山公人

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2006年東京都渋谷区に設立。
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上智大学アメフト部
麻布高校アメフト部

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前回までの、

プロフェッショナル人材になる!」  
シリーズ、

とっても反応が良かったです。


ご一読頂いた皆様、ありがとうございました


追加でもう一つ、

プロフェッショナル人材の仕事のコツを書かせてもらいます。


いつも成果を出すプロフェッショナル人材は、

仕事を進めていく上で、
必ず、

自分にとっての成果」を明確に意識して仕事をしています。
(成果の定義は「プロフェッショナル人材」をご覧下さい)


言い方を変えると、

目的と手段」の違いを明確に意識しています。


逆に言うと、
プロフェッショナルで無い人材は、

「目的と手段」をゴッチャにして、

「手段を目的化」
してしまっています。



例えば、車を売る営業マンがいたとします。

仮に彼の営業能力として、

過去の活動データを振り返ると、

営業5件で1台の成約という実力値だったとします。


この彼の
9月の販売目標が、

10台(ちょっと高い目標ですけど)だったとします。



そうすると彼は、

「5件で1台だから、10台売るには50件の商談が必要」

というように考え、

「20日間の営業日数だから、

一日平均2.5件の商談をすれば、確率的に達成できる」

と考えます。


●月曜日、会議が多くて商談は1件でした。

このままではまずいな~、明日は頑張ろう!」

●火曜日、今日は3件商談できました。

このペースを維持していこう!」

●水曜日、今日は5件商談できました。

「今日は良くやったな。自分を褒めてあげよう!」

という感じで毎日頑張っていきます。


でも、そんな彼が楽々と目標達成できるかというと、

残念ながらそんなことはありません。


特に真面目な人であればあるほど、

月末になると、

55件商談をして、8台の販売

というような結果になってしまいます。


これが、「目的と手段」をゴッチャにした仕事の進め方です。


彼にとっての成果は「10台の販売」です。

そのための手段が「50件の商談」です。


ところが彼は、「50件の商談」を目的化して、

一生懸命、時間のやりくりをして、

毎日必死に頑張ってしまうのです。


結果、

手段目標は達成するものの、

成果目標は未達に終わる、

ということが起こってしまうのです。


じゃあ、プロフェッショナル人材はどうするかというと、

常に「10台の販売」を意識して活動をします。

例えば、

「今週は1台しか売れなかった。このままではまずい。」

と考えて、

「既存のお客様からのご紹介キャンペーンをやってみよう!」

とか、

「週末に縁日をやって、家族見込み顧客を増やせないか?」

とか、

常に「10台売るために何ができるか?」と、

成果を意識し続け、

そして、

次々と取るべき手段を変え続け、

月末には、確実に成果を獲得していきます。


こういうプロフェッショナル人材の場合は、

月間40件くらいしか商談できなくても、

きっちりと「11台販売」というような結果になるのです。


私たちも日頃忙しく仕事をしていると、

いつい「目的と手段」がゴッチャになって、

手段そのものを目的化してしまいがちです。


そして「目的化された手段」を効率よくやろうとして、

やり直しとか2度手間とか、

かえって無駄な仕事が増えてしまいます。


今一度、

自分にとっての成果は何か?

目的と手段がゴッチャになっていないか?

と再確認をして、

楽々と成果を出していきたいと思います。


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