2007年9月24日(月祝)
9月24日、プロジェクト当日の様子です全国畳産業振興会 神邉会長
京都から始まる“畳のイノベーション”
次世代を担う子供たちが、新時代の畳ワールドを体験します!
「畳新市場開拓プロジェクト2007」試作品発表会
~ 畳の温故知新を体験学習「たたみ寺子屋」開校!~
◆会 場 京都市立西京高等学校
メイン会場「畳の柔道場」=試作品展示と「たたみ寺子屋」を披露します。
サブ会場「畳のセミナーハウス」=「畳メイドの畳カフェ」オープン
◆主 催 全国畳産業振興会
◆後 援 農林水産省 文部科学省 経済産業省
◆キャスト
「たたみ寺子屋」校長先生 京都市教育委員会 教育長 門川大作
イグサの先生 北九州市立大学 准教授 森田 洋
食の先生 料理研究家 山本洋子
観光の先生 京都府観光コンベンション室長 青柳良明
生徒たち 京都市立川岡小学校・川西幼稚園のお友達
「京都発イノベーション」 京都畳商工協同組合 理事長 沢辺勝次
担い手たち 驚異の畳職人 西脇畳敷物店 西脇一博
パンのカリスマ主婦 小寺真澄
「全国畳産業振興会」 会長 神邉鑅一(神辺鉱一)
全国い生産団体連合会 専務理事 本島敏朗
全国い製品卸商業団体連合会 会長 土倉修治
全国畳材料卸商組合連合会 会長 高橋良明
全日本畳事業協同組合 理事長 増田 勇
(敬称略)
「畳メイドの畳カフェ」 たたみ萌え~♪の畳メイド2
作品を展示・作品発表いたしました
当店製作の最優秀賞「たたみでゴロ寝カー」
さーみんなでパズル畳に挑戦しましょうーいぐさパンを製作された小寺さん
京都新聞
需要開拓 24日に京で利用法PR 全国産業振興会 |
生活様式の変化で畳の消費量が激減するなか、京都に事務局を置く全国畳産業振興会(神邉鑅一会長)は、自動車産業との連携などを視野に入れた新規需要の開拓に力を入れている。「畳の日」の24日には京都市内で、内装に畳を使った自動車などの試作品発表会を開き、新たな畳の利用法をアピールする。 試作品発表会は同会が取り組む「畳新市場開拓プロジェクト2007」の一環で、初めて企画した。同会は公募した畳の活用アイデアの中から、ライトバンの後部座席を倒した時に敷く専用畳「たたみでごろ寝カー」や、幼稚園などでの利用を想定した畳パズルなどを制作。実用化を目指し、自動車や玩具メーカーなどの担当者を対象に京都市中京区の西京高で発表する。 同会によると、畳表の需要は、2006年度は約2100万枚で1996年度から半減した。原因は和室の減少。05年度の全国の新築一般住宅用畳需要は、持ち家住宅で平均9・3枚、分譲マンションは同5・5枚。価格はフローリングの方が畳の3分の一程度と安く、畳がない住宅・マンションも増えているという。 畳低迷の一因ともいわれるのは、畳が京間や関東間など地域ごとにサイズや厚みが違い、敷く部屋ごとにも微調整が必要で統一単価が設定しづらい点だ。「この分かりにくさが畳離れになっているのでは。でも畳価格を統一するのは無理」と神邉会長は説明する。 ただ、和ブームに押され、フローリングの上にパネル状に置く半畳ほどの「置き畳み」需要は増加。販売量も発売から約10年たった06年度には、畳表換算で250万畳に伸びた。イグサの香りにリラックス効果を求めるなど、消費者ニーズも多様化しており、神邉会長は「各産業と連携し、畳の可能性を探りたい」と意気込んでいる。 |
長崎新聞
読み疲れたら枕に 「畳のブックカバー」に優秀賞
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全国畳産業振興会の「畳の活用法」で優秀賞に輝いた陣内さん=鹿町町鹿町免 |
全国畳産業振興会(京都)がアイデアを募った「新時代の畳活用法」の優秀賞にこのほど、北松鹿町町鹿町免の無職、陣内圭二さん(37)の「読んだ後は枕にもなる畳のブックカバー」が選ばれた。
同振興会が、新市場の開拓と消費者に畳の魅力を再発見してもらおうと企画。全国から千五百二十一通の応募があり、最優秀賞一点、優秀賞三点の計四点が決まった。陣内さんの作品は、分厚い本を畳でカバーすれば、読み疲れたときはそのまま枕にして寝られるとの発想。「思わず手に取りたくなるような本は何かと想像すると、手触りが良く、イ草の香り漂うブックカバーが浮かんだ」と陣内さん。
小説家になるのが夢。「十数年前から伯父の家に居候の身。少しでも日銭が稼げれば」と、気の向くまま企業や自治体の投稿欄に応募。過去には大手出版社が公募したエッセーで佳作を受賞したこともある、という。
賞金の三万円は「はがきや原稿代にし、残りは貯金」と頭をかいた。
毎日新聞
畳活用法:優秀賞作品の発表会--中京で /京都
9月25日13時3分配信 毎日新聞
畳市場の開拓を目指し、全国畳産業振興会(本部・南区、神辺鉱一会長)が行った「新時代の畳活用法」一般公募で、優秀賞に選ばれた作品の試作品発表会が24日、中京区の市立西京高であった。会場では、畳の原料であるい草を使った「イグサパン」を試食したり、い草の効能を学ぶ「たたみ寺子屋」も行われ、近隣の幼稚園児や小学生ら約40人が、新たな畳の利用法を体験した=写真。 公募は4~5月に実施。全国からの応募約1500通の中から、優秀賞に「たたみのブックカバー」など3点、最優秀賞には車の内装に畳表を使う「たたみでゴロ寝カー」が選ばれた。 い草が抗菌効果や吸湿効果の他、便通などにも効くことから、い草を使ったパンやジュースも登場。寺子屋に参加した市立川岡小(西京区)と川西幼稚園(同区)の児童らは「意外においしい」などと声を弾ませていた。【細谷拓海】 9月25日朝刊 |
最終更新:9月25日13時3分