皆さんこんにちは
西登美施術所副院長の健児です
いつもブログを見ていただきありがとうございます
今日も足の『ふくらはぎ』についてお伝えします
普段あまり気にとめないふくらはぎ。
専門家の間では「第二の心臓」と呼ばれていることをご存知ですか
足腰に滞りやすい血液をポンプのように心臓へ送り返す働きがあって
筋肉がよく動くと全身の血行がよくなります
心臓から出た血液は前進に行き渡り静脈を通って戻る
体中に新鮮な血液を届けるため循環は活発なほど良い
ですが足の静脈の血液を重力に逆らって心臓まで送るのは容易ではありません
静脈内には2-5センチメートルおきに弁があって
下から上がってくる血液は通しますが通り抜けた血液は通しません
それは逆流を防ぐためです
心臓の鼓動や呼吸に伴う体の動きだけでは
弁を押し広げて血液を送り出すには力不足
ふくらはぎや足の筋肉がポンプのように収縮し
血管を圧迫する作用が不可欠です
これが第二の心臓といわれる理由です
ふくらはぎが硬くなったり筋肉が衰えたりすると
血液がうまく心臓に戻らない恐れがあります
足がむくむどころか体調が悪くなりかねません
ふくらはぎをマッサージで血液循環を改善することで
冷え性や肩こり、高血圧などの治療や予防に有効
という研究もでています
第二の心臓はいわゆるエコノミークラス症候群とも関係があります
エコノミークラス症候群は長時間の飛行などで足の静脈に血栓ができるもので
血栓が肺や血管に詰まって亡くなられる方もおられます
ふくらはぎってホントに大事ですね
また専門家によれば、ふくらはぎの状態で病状が判明することが多いようです。
是非参考にしてみてください
熱くて硬い→高血圧
熱くて硬くない→急性炎症、カゼなど
冷たくて硬い→冷え症、婦人病、自律神経失調症
冷たくて柔らかい→糖尿病
冷たくて柔らかく全く弾力性が無い→腎臓病
また『ふくらはぎ』の血流を良くするマッサージ法&運動もお伝えします
■仰向け脚あげ血行改善
仰向けに寝て壁にお尻をつけ、床と垂直になるよう壁に沿って脚を真っすぐに上げます。
体勢が辛ければ、お尻を少し壁から離して脚の角度を落としても効果はあります。
脚を真っすぐ伸ばした状態で、脚をゆっくり開いたりとじたりする体操です。
テレビを見ながらでもできる、寝ているだけのラクラクでむくみなども解消できます
■棒マッサージ
麺をのばす棒やラップの芯などの、身近な棒を利用してできるマッサージがあります。
膝裏のくぼんだ部分に棒を当てて、ふくらはぎから太ももにむけて老廃物を流すようなイメージで下から上へとマッサージします。
左右10回ずつ程度でも効果があらわれるので、ちょっとした隙間時間にでも活用できるマッサージ方法です。
■足裏トントン
足裏を叩いて刺激するだけの簡単むくみ取りです。
拳で足の裏をまんべんなく叩きます。
まんべんなく叩く事によってツボ押し効果も期待できます。
痛気持ち良いと感じるくらいの力加減がベストです。
■両手両足ブラブラ
仰向けに寝て脚と手を上に上げ、プラプラと振り動かします。
簡単で効果は抜群です
疲れを感じる夕方頃に行うと、効果を実感できると思います。
いかがでしたか
普段疲れを感じやすいと思う人はもしかしたらふくらはぎが原因かもしれませんね
第2の心臓ですから
今日はここまで
最後まで見ていただきありがとうございました