全日本女子選手権準々決勝；

浦和レッズレディース　１－０　JEF市原・千葉レディース

（浦和レッズレディース）

ーーー荒川ーー北本ーーー

堂園ーーーーーーーー岩倉

ーーー柳田ーー藤田ーーー

竹山ー矢野ーー熊谷ー土橋

ーーーーー山郷ーーーーー

岩倉→65分吉良

SUB：小金丸、森本、西田、松田

（JEF市原・千葉レディース）

ー安田ーーー深澤ーーー丸山ー

海老沢ー綱川ーー金野ーーー清水

ーー細川ーー河村ーー阿部ーー

ーーーーーー船田ーーーーーー

前半１６分、荒川の左クロスからゴール右ファーのＭＦ堂園がヘッドで押し込み先制。

ボールポゼッションは浦和、

でも先制後は、ゴールへの繋がる最後の精度を欠き、防がれて、リードを守っての逃げ切り勝ちでした。

今年、千葉とは今まで３回戦ってきて序盤は浦和の優勢、次第にプレスをかけられペースを握れず膠着する、そんな感じを繰り返してきた印象です。

千葉は３バックで状況によってサイドハーフのいずれかが降りてくる体勢。中盤を厚く構え、サイドを切られ折り返されても、ゴール前で人数を揃えて跳ね返す、追加点のチャンスには至れませんでした。

前回の対戦、１０月１２日でのリーグ戦では、センターバックで荒川に対応していたＤＦの金野１４番が、ボランチとして目立っていた感じを受けました。

同ボランチの綱川より前衛としてボールに対処する、彼女の運動量には手こずっていた場面もあったかと思います。

千葉は浦和に勝つために、いろいろポジションチェンジを練り手段をこうじてきました。（３トップ、ボランチ総入れ替え、丸山右ウィング、右ＳＨに丸山の位置にいた清水、左ＳＢがセンターバックに）今後さらに手強い相手になるはずです。どこも必死ですね。

内容的には歯がゆいかもしれません、実際応援のそばからも、追加点を奪いに行けと声が上がっていました。前半の優勢から得点に繋がって、結果的には良かったと思います。

ただ浦和は、決して守勢ではなくボールを動かしチャンスを探りながら、後半終盤にはボールキープで時間を稼いでいたとしても、準決勝に進出する結果をしっかり残してくれました。

キックオフ直前に、ピッチに散らばったスタメンの選手たちが、ベンチ側に向いてなにかを促していました。

やがて、ベンチに近いタッチライン際で、出場する選手たちとサブのメンバー、スタッフを含めて全員が集い、大きな円陣を組んで気合いのこもった掛け声を一斉に挙げ、試合にのぞんでいきました。

胸が熱くなりました。

浦和が、一丸となる姿勢を体現しようとしている、彼女たちからの思いが伝わって来ました。

よりいっそう応援して支えたい気持ちを喚起させられました。

どんな形でも結果として勝つために、レディースだけではなく、トップチームにもぜひ求めたいです。

一発勝負のトーナメント、気持ちは熱く、でもゲームの流れを読む冷静な判断を。

ガンバは浦和の時には、わかっています。（そう思うのって、僕だけじゃないはず）

これから出来うるかぎりのパフォーマンスを、明日は期待したいと思います。

↓よろしくお願いします

レディースが、浦和に伝えたいこと