西新宿歯科クリニック 院長の武末です
関東を中心に、飲み食いを楽しむ「楽の会」というのが
あります。こちらは20年以上続く会で、泊まりバスツアー
を開催したりもするほど活動的です。
年齢層は意外と高く、40，50代から上は90代まで。
老若男女問わないそうです。
私もその会に入会させていただきましたが、30代後半で
若手と呼ばれたのにはびっくりしました
とにかくおいしいものをお酒と楽しむ というのがコンセプトです。
基本は日本酒なのだそうですが、ワインも年に数回
開催されるというのが入会の最大の理由でした。
その「楽の会」で5年間つづいている「おでんの会」というのが
昨日開催され、参加させてもらいました。
お店に行くと、幹事のIさんに挨拶をして、会費を払い、
カウンターに座りました。私の到着前にすでに、Iさん含め
５人の方がおられましたが、私の右となりに座られてた方は
77歳の住職さん でした。
今回初参加の私はそこに至った経緯を説明して、いろんな
お話で盛り上がりました。
「夏の暑いなかでおでんを」というもくろみも昨日の涼しさでは
逆におでん日和といえるほどの気候でしたが、
大変おいしく頂くことができました。
日本酒も6種類ほど
諏訪泉（鳥取）
雪の茅舎（秋田）
獺祭（山口）
加賀の井（金沢）
・・・・
・・・・
最後のほうはちょっとお酒の名前を覚えておりませんでしたが
どれも非常においしくそして貴重なお酒でした。
しかし私にとってもっとも貴重だったのは右隣にいた
77歳の住職さんから
「あなたはお店に入ってきてIさんと少し会話をしていたところ
を何気なく見てたけど、素晴らしい人物だとその時に感じたよ。
話をして見てその時の私の直感が間違いじゃなかったと
確信した。ぜひ、今後も愉しく飲みましょう。」
と言っていただいたことでした。
その言葉をいただいた直後に全身に鳥肌が立ち、直立不動で
「ほんとうですか？ほんとうですか？」を連発してしまい、
そのあとにうっすら涙さえ浮かべてしまいました。
嬉しかったですね。その言葉。
医療人として、パパとして、夫として、子供として、友達として、
スタッフとして、上司として、部下として、ブロガーとして
いろんな自分がいると思うのですが、そのすべてにおいて
自分はまじめに生きていこうと決めています。
しかし、自分が人からどう見られているのかというのは
まったくと言ってよいほど、わかりません。
むしろそれが当たり前だと思ってます。だって自分で自分の
ことを分かったなんて言ったら、その時点で
「お前、わかってないよ」と言われるでしょうから。
でも、こうして、たまに
「あなたは、こうこういう人だね。」とか
「あなたの良いところは○○だね」とか
そういったご意見を頂くと、自分の今の姿が少しだけ見えて
きて、修正点や長所などがぼんやりわかってくるような
気がするんですね。
ブログ上でのコメントなども非常に私を勇気づけてくれています。
ですから今回、特に年齢も相当の先輩でかつ、いろんな
人の心も、人以外のものも、ずっと見てこられた方に
そう言ってもらえたことは本当に私にとっての大きな財産
になったと思ってます。
今朝も起床してからずっとそのことを思い出しながら
いろんなことを考えていました。
自分がこの世に存在する意味は社会においてどれだけ
貢献できて、必要とされるかであると常々考えてます。
かといって、ストイックになりすぎず、人生をお酒とともに
楽しみたいとも思ってます。
サッカーのあの中田さん流にいうなら、まだまだこれからも
「自分探しの旅」を続けていきたいと思ってます。
そして今日もそれを指南していただくような尊敬している
大先輩とサシでのお約束をいただいています（場所は神楽坂）
お互い、別のセミナー参加後に合流予定です。
なんという幸せ者なんでしょうね、私は。
感謝をしないではいられない、 そんな朝です
PS：楽の会への入会をご希望の方は私までメッセージください。
私もまだ入会したてで詳細はわかりませんが、世話役のIさん
にご紹介させていただきます。
（会費は年間￥２２００の通信費のみ。毎月会報が届きます）
ただし入会資格が「お酒好き」なので下戸の方はご遠慮ください。
また、活動の報告もできると思いますのでそれを見てからでも
決して遅くはないと思いますが、「すぐにでも」という方はどうぞ
ご連絡おまちしてます。
