こんばんは。
予備校「英語」講師の西です。
いや、今日は「キャリアコンサルタント」の西です。
本日で2023年度の「産業技術短大(尼崎市)」での「キャリアデザイン」の授業が無事終了しました!
ここの短大では英語の先生ではなく、「キャリア」の先生として授業を担当させていただいております。
どんな授業ですか?
「キャリアデザイン」の授業は主に1年生を対象とした「就職準備」の授業です。
<前期>は「自分の内面を見つめる」ことを主眼とし、<後期>は「就職実践演習」となります。
「自分の内面を見つめる」とは?
産業技術短大の学生は、高校の普通科から進学してきた生徒とは異なります。ある程度「自分はどんな仕事に就きたいのか」が明確な学生が多いです。そのため、将来のことをはっきりと意識しながら学生生活を行っています。
前期では主に以下の項目の授業を行いました。
(1) 目標と目的の違い
(2) 自分の強みや弱みについて
(3) コミュニケーションとは何か
(4) 5年後、10年後の世の中の変化と、自分の役割とは?
(5) 相手から見て自分はどう見えているのか?
学生たちには、ほぼ毎回の授業でグループディスカッションをしてもらい、リーダーを決めて発表をしてもらいました。また、深く内面を「えぐる」ために、様々なツールを用いて自己分析をしてもらい、今まで気づかなかった自分について発見してもらう授業を行いました。時には教室から出て、青空のもとで自分を見つめ直すこともしました。
就職準備とは何をしますか?
毎回授業の冒頭に、私から「各企業の取り組み」「最新の就活の状況」「日本・世界の動き」について解説を行います。
その後、各回のテーマに基づいて以下の授業を行います。
(1) グループによるプレゼンテーション
(2) 履歴書の作成
(3) 自己PRの作成
(4) グループ面接
(5) 個人面接
産業技術短大は他大学への編入希望者も多く、就職準備だけでなく、編入のためのサポートもさせていただきました。
授業は終わりましたが、受講生たちが日本を背負うリーダーとして活躍してほしいものです。