昨晩、実家に寄った。



母が「あら。ちょうどよかった。ズッキーニを買ってはみたんだけど、料理の仕方がいまいちわからなかったのよ」と。




母の性格上、
簡単で美味しいじゃないと、
チャレンジしないので
「薄く切ってベーコンと炒めたら。チーズのっけたら美味しいよ」と言ったら、




「あら、そうなの。煮込んじゃった」




。。もう出来てるのね。
母の性格を読もうとするほうが間違いだった。





見た目はラタトゥイユだった。
うちの実家で、こんな洋風なものを目にするとは、奇跡だった。





。。カボチャが。。
びっくりするほど入っていて、
スープになるであろうトマト的なものがひとつも見当たらないなあ。。と思いながら食べてみた。




完全なカボチャの煮物だった。



「どう?」と。



「甘くて美味しいよ。
。。カボチャの煮物にさあ、、ズッキーニをぶちこまなかった?」



「丁寧にいれたわよ」



入れ方じゃないよ。。
「。。ズッキーニだけいらないなあ。あとは美味しいよ」と言ったら、





「やっぱり。不評なのよ。食べていってね」と。




ちょうどよかった。。とは、これか。



黙々と食べた。
母の味つけだなあと、
妙にホッとしたりもした。




「おかわりあるよ。不評だから、ズッキーニばっかり残ってる」と。



「。。。」



カボチャにおかされたズッキーニ。
おふくろの味が一品増えた。