落語を始めました。

春風亭小朝師匠の独演会に、前座でたたせていただきました。

もともと落語を見るのが好きだったのですが、師匠にやってみたいと。無理にお願いしました。


本番当日。


どスッピンで、関係者裏口に向かったら、係りの方に



「関係者の方しか入れません」と。



ああ。


。。。。。。死ぬほど。。。。オーラがほしい。。。。。。






なんとか中に入り、小朝師匠にご挨拶に言ったら、


優しい笑顔でむかえてくださいました。



菩薩のようでした。




ほっとするも、束の間。


着物に着替え。袖にスタンバイ。


緊張で。心臓の高鳴りが、半端じゃなく。


ドキドキドキドキドキドキドキドキ。。。。

ドクン、ドクン、ドクン。。。。。。



心臓の音がどんどん大きくなり。



ドクッ!ドクッ!ドクッ!!


やばい!心臓がでる!心臓が暴れてる!!音がでかすぎる!!



ドドン!ドドン!ドドン ドン ドン ドンドンドンドンドンドンドン。。。



やばい!不整脈だ!! 


自分の心臓の音で!!耳が痛い!!やばい!!なんだ!これは!!


と。。。。横をみたら、





お弟子さんが、生太鼓を打っておられました。




始まりの合図です。



ビビった。。。



お弟子さんに。。。気配がなかった。。。さすが。。。お弟子さん。。。


たたくなら。。。。たたくと言って。。。。。。。。




出番です。



出囃子は、SMの登場曲を、女性の方が生三味線で、ひいてくださいました。


あの、ノリノリのテクノ音を三味線で。





♪テンテンテンテテ、テンテテン。。。。。。。。。。。出にくい。。。


でも、すごくうれしかったです。また、やってくれるかな~。




舞台にあがり、


座布団に座り、お辞儀をして。



「春風こえむです」と言って、



前を見ると。お客様が大勢。500人ほどですかねえ。


ものずごく、あたたかくむかえてくださいました。



名前は、師匠がつけてくださいました。

まさか、名前までいただけると思っていなかったので。うれしくて。


いただいた時は、「春風こえむ」と言う文字をずっと眺めて、ニヤニヤしてました。


さわやかで、かわいらしい名前だな。


師匠は、私をそんなイメージでとらえてらっしゃるのかな。


春風は、春風亭の「春」と「風」でしょ。


こえむの「こ」は、小朝師匠の「こ」でしょ。


えむは、何だろうと思い聞くと、


どMのえむだと。



師匠。。。。。最後。。。。ふざけてる。。。。



落語をやる時は、女王様キャラ封印で、振り幅が、たくさんありますよ。
と言うことで、つけてくださったそうです。


ありがたいです。



「桃太郎」という演目をやらせていただきました。


師匠とお客様みなさんに、見守られながらの、汗びっしょりの初落語でした。




もっと、もっと上手になって。
多くのお客さんに、笑っていただけるようになりたいです。



まだまだですが、
とりあえず、スタートできました。