マレーシアは多民族国家。
これだけ飲みに来ようかな、と思うほど、
パリパリで香辛料をふわっと感じるスナックに
バターチキンカレーは、
マレー系、中華系、インド系が
それぞれの文化を大切にしながら
混じり合って生活しています。
誰かが例えました。
マレーシア人は、
色とりどりのビーズです。
混ざっても混ぜても、
それぞれの色は変わらない。
あれ？自分で考えたんだっけ、これ？
ま、とにかく、色とりどりが、
混じり合い、でも色はそのままに
存在する国です。
ここに住むインド系は、
南の方の、タミル系の方が多い。
けど、北の方の、しゅっとした人たちも
それはそれでまあまあ多くいて、
弁護士さんとかお医者さんとか
頭がよくて、お金持ちな人も多いです。
今日紹介するのは、タンドール。
damansara uptownにもありますが、
subangやpetaling jayaにもあります。
わたしがスバンに住んでいた
17,8年前からもう、あったと思います。
普通のインド料理と比べると、
ちょっとだけお高いですが、
味は上品で確かです。
ここのラッシーは、
水っぽくない、濃厚なラッシー。
プレーンと、マンゴー、
そしてキウイラッシーもあります。
これだけ飲みに来ようかな、と思うほど、
好きな味です。
ヨーグルトとキウイの酸味は、
トゲのないまろやかな酸っぱさ。
酸っぱいもの好きとしては、
もっと酸っぱいものも好んで飲みますが、
これはこれで美味しいです。
食事の前に、スナックが出てきます。
パリパリで香辛料をふわっと感じるスナックに
ミントソースをかけて食べる。
このミントソースがまたお上品で。
とまりません。
インド料理に行くと毎回頼んでしまうのが、
butter chiken masala、
チキンのカレーと、
palak paneer、
ほうれん草とカッテージチーズのカレーです。
(手前はチーズナン)
バターチキンカレーは、
品の良い甘さと辛さの融合体。
でも、ヨーグルトかトマトの酸味も少し。
チキンは胸肉ですが、
しっとりとしていて柔らかい。
普段は絶対モモ肉の方が美味しいと
思ってますが、
このカレーは胸肉が合うなぁ。
ここまで柔らかいのは
ヨーグルトにつけこんでるからかな？
ここのpalak paneerは、
チリパディが入ってるのか、
後味にパンチがあります。
カッテージチーズはダイナミックに
ゴロゴロ入っていて、
食べてまーすという満足な食感。
チーズナン。
やわらかでしっとりで、
チーズラバーとしては
もっとチーズ多くていいよとも思うけど、
ナンの味を邪魔することのない程度には
しっかり入っていて。
ふむ。うまし。
でも、残念なことに。
ここ、ビール置いてない。
ビールのアテのような
味付けなのに。
ああ。
これでビール置いてたらなぁ。。。