こんにちは!

鏡とガラスの老舗、西尾硝子のブログ担当田中です!

 

かなり久々の更新になります。

気づけば新年度になっていました。そして新年度どころか9月に突入していました。

時の流れが早すぎますね…。

 

弊社も4月から新卒の社員さんが2名入社しました…!

私田中以来、2年ぶりの新卒の方が来てくださってとてもハッピーですびっくりマークびっくりマーク昇天

 

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今回はバーチャル工場見学第6弾、テーマは「切込①」になります!

 

切込という言葉自体は聞いたことがある方もいらっしゃるとは思いますが、

ガラス加工での切込は、ドアや鍵を取り付ける際によく使われます!

 

引戸(第3回)につける金物の鍵穴や、ドアにつける丁番など、

扉としてガラスを使用する際に見られるイメージです。

 

また、部屋の柱に鏡を設置する時にも、

カーテンレールなどがあって矩形(四角形)の状態では鏡がつけられない…

なんてこともあります。

このように、障害物を避ける際にも切込が使われたりします。

 

切込は、矩形のガラス(または鏡)から一部分を切り離して作る加工です。

工程を大きく分けると、

 

「切り離す部分の位置出し」→「切り離す起点を作る」→「ガラス同士を切り離す」

の3つになります。

 

この加工は、機械と手作業のハイブリットで行われています。

 

では、実際に見ていきましょう!

 

始めの位置出しは、手作業で行います。

 

 

ガラスを切り離す起点は、前回(第5回)紹介した穴あけの機械を使います!

 

 

穴をあけたら…

 

 

穴の頂点と小口が垂直になるように結び、切り離します。

ガラス同士を切り離す際は、ガラスカッターを使用して手で行います。

 

 

形を整えたら完成です。

 

 

丸で囲まれた角の部分が丸みを帯びています。

先ほど穴あけ機であけた丸穴の一部です。

 

角を丸くするのには理由があります。

 

角を直角にすると、角にかかった力の逃げ場がなくなり、ガラスが割れてしまいます。

丸みをつけることで、角にかかる力の衝撃を分散させることができ、

割れにくくなるのです!

 

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いかがでしたでしょうか?

今回は「切込①」として記事をアップロードしました。

次は少し形の違った切込をご紹介します!

 

ではまた次回のブログでお会いしましょう!

 

ブログ担当 田中