こんばんは!

西尾で読書会。の宮子京(みやこ けい)です。


今年も本当に暑い夏を私たちは経験していますね。


日本国内も場所によっては、41.8度という高温を記録した地点もありましたね。


さて、読者の皆様は、この夏は、いかがお過ごしでしょうか?


今のように毎日が暑い日続きでも、屋内で楽しめる趣味の活動であるのが「読書」の良さの一つです。


私は、おかげさまで、この夏も読書ライフを十分に満喫しております。


それでは、先日、ある書店で私が購入した、とっておきの一冊を今回の記事で、ご紹介いたします。


今回の記事で、ご紹介させていただく本は、


柿内尚文『このオムライスに、付加価値をつけてください』ポプラ社、2025年


という一冊です。


著者の柿内さんは、編集者の仕事ををされている方で、この本の文章は、


痒いところにしっかりと手が届くような語り口となっております。


私は、この本には、まず「タイトルの面白さ」で惹かれましたが、


一読してみた感想としては、


「読んでみて、とても良かった!!」


です。


私にとっては目から鱗が落ちた、しかも、


二日かけてじっくり読んだ甲斐があった一冊でした。


この本では、「付加価値」という考え方をあらゆる視点で、


わかりやすく噛み砕いて丁寧に説明してくださっています。


私自身が生きてきた道筋の中で、「付加価値」の提供の仕方に関する知識が少なすぎたのが、


これまでのあらゆる活動がうまく軌道に乗らなかった根本原因の一つだと気がつきました。


日々のちょっとした出来事でも、「付加価値」を作ることが出来ていたら、


あらゆる結果はきっとずいぶん違っていたかもしれない、と我が身を振り返ることがいくつかありました。


私は、この本を読んだ上で、自分のこれまでの行動や活動を振り返ってみて、


これからは世の中が求めている「付加価値」を提供できる状態を目指していこう


と思いました。


また、自分自身の「発達障害」が、考え方によっては、


実は大きな「付加価値」になるのではないか、という気づきも得られました。


例えば、私が、この【西尾で読書会。公式ブログ】の付加価値を言語に変換するならば、


「発達障害のある人間が、本を読んで思考が切り替わった瞬間を記録したブログ」


という側面のある書き物の場だと考えます。


このブログは、私の居場所であるとともに、発達障害を抱えた方、


発達障害に関心がある方にとっての良い読みものを提供できる場所に


しようと改めて気持ちを入れ直すことができました。


今回、ご紹介した本で「付加価値」をしっかりと理解してから活動すると、


きっとすごく面白い成果が将来に待っているような気さえしてきました。


読むと視野が大きく広がる一冊です。


今回、私が、この本をおすすめしてみたい人は、


「世の中はプラスアルファを求めている」というようなざっくりしすぎた表現に疑問を持っている方(実は私もです)。


これから先、就職活動が控えている方。


自分自身や、自分の仕事の価値を見つめ直したい方。


こういった方々を中心に、おすすめの一冊として薦めたいなと思っています。


今年の夏も残すところわずかですが、実りある読書生活を送れたことに感謝します。


本日も、最後まで、この記事を読んでくださりありがとうございました。


それでは、また次回!!