さて、読者の皆様にとっては、2024年はどういった一年だったでしょうか?


2024年は元旦の能登半島地震で多くの犠牲者が出ました。


被災した方々の多くの悲嘆の涙と復興に向けた汗が流れた激動の一年だったと私は記憶しています。


また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を始めとして、国際情勢についても非常に大きなうねりを見せた一年でした。


「これから世界はどのように変化していくのだろう・・・・」


毎日のニュース番組を見ていて思ったのは、


2024年は、言葉には表しきれないほど大きな不安と悲しみが募る一年だったということです。


私にとっては、こんな苦々しい時代だからこそ、被団協の活動に対するノーベル平和賞受賞のニュースなどは、明るいニュースとして心に届きました。


平和を保つことの難しさゆえ、かけがえのない平和の価値を再確認できたこと。


被団協の方々の長年の地道な努力の積み重ねが、大輪の花となって花開いた歴史的瞬間を目撃できたこと。


私は、2024年の不安渦巻いた社会情勢に意味を見出すのならば、こういった点を重視したいと思います。


そんな2024年を踏まえて、今日、気持ち新たに2025年を迎えられたこと、新しい一年をスタートできることを嬉しく思います。


最後になりましたが、私自身は、西尾で読書会。の活動を始めて8年目に突入しました。


私は、この活動を通して多くの発見をさせていただきました。


日頃から私のこの活動を支えてくださっている皆様、そして日本中の皆様のおかげです。


今日から始まる2025年が読者の皆様にとっても、人類全体にとっても実りのある一年になりますように。


ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナとの間の戦いが一刻も早く、停戦しますように。


能登半島地震の被災地の方々の日常生活のいち早い復興が叶いますように。


今年、良い一年を皆様にお過ごしいただけるように、重ねてお祈り申し上げます。


それでは、今後とも西尾で読書会。の活動をよろしくお願いいたします。




令和七年 元旦


西尾で読書会。主宰         

宮子京(みやこ けい)