おはようございます。
西尾で読書会。代表の宮子京(みやこ けい)です。
コロナ禍が落ち着いてきたので、再び京都を思う日々を過ごしています。
さて、今回の記事でご紹介する一冊は、
烏賀陽百合(うがや ゆり)『一度は行ってみたい京都「絶景庭園」』光文社知恵の森文庫、2015年
です。
この本の著者である烏賀陽さんは、京都生まれ京都育ちの生粋の京都の人。
この本は、そのような生粋の京都の人である著者が、京都にある絶景な庭園を写真付きで紹介するガイドブックのような文庫本です。
そして、庭園を通して、誰よりも京都を深く感じて生きてきた著者。
京都の人が良いとおすすめする情報が一冊にぎゅぎゅっと詰まっている豪華さ。
「日本の古き良き京都は、海外の人々の目にどう映るのか?」
素朴な疑問ではあるけれども、非常に気になる所ではあります。
この本には、京都の絶景庭園に海外の友人達を招いた時の感想が載っているのも、面白かったです。
色々な国にご友人がいらっしゃるようで、京都の話をグローバルな視野で楽しむことができる一冊です。
また、庭園を見に行くついでに立ち寄れるカフェ(飲食店)の情報も載っているので、
一般的なガイドブックに載っている観光地を回り終えてしまった、京都大好きな人のニーズにクォリティを高くして応えうる一冊です。
巻末に地図が載っており、庭園の位置関係を把握するのには、この一冊で十分な内容になっています。
そして、見開き一ページで紹介されている写真が、これまた格別に綺麗。
この本を読むと、写真ではわからない、京都の香りとか、雰囲気とか、大切な何かを味わいに、何度でも京都に行きたくなります。
私自身、またお金を貯めて、京都を旅したいと思いました。
さて、話は本題から少しそれますが、私が住んでいる西尾市は、「小京都・西尾」ということで京都を自然と意識させてくれるような街としても有名です。
実際に、西尾市の一角には、京都から移築した歴史的な建物が存在します。
「歴史公園」という場所なのですが、そこも庭園が非常に美しいです。
「(京都旅行をするために、)また明日から頑張ろう!」と毎日思っています。
この記事が、京都大好きな人に届いたら幸せです。
それでは、また次回!