こんばんは!
西尾で読書会。の宮子京(みやこ けい)です。
2022年の新年は、変異株によるコロナ禍の中で迎えることとなりました。
読者の皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
昨年は、
・変異株によるコロナ禍への移り変わり
・一年越しの東京オリンピック開催
・首相が代わった
などなど、色々と社会にも大きな変化がありました。
そして、私自身にも大きな変化がありました。
昨年は、私自身が、仕事上の変化と、昨年の前半に体調が傾いたこともあり、読書会の活動をブログ更新などに絞って行なっておりました。
実質的にいうならば、読書会は解散状態です。
運営方針の詰めの甘さなどについても、失敗から多くのことを学ばせていただきました。
おかげさまで、今現在はだんだんと体調面が復調しつつあります。
私は、一度、読書会の主宰として転びました。
将来を見据えて考えるとするならば、世の中の方々が見ているのは、「転んだ後の私の立ち上がり方」だと考えています。
これからも、色々と失敗(もちろん成功も)すると思いますが、今後とも温かく見守っていただければ幸いです。
さて、年始の本の紹介に話題を移します。
昨年の一年間に読んだ本の中で印象に残った一冊をご紹介いたします。
ユン・ホンギュン『どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情」のレッスン』ダイヤモンド社、2021年
です。
この本の著者であるユン・ホンギュン氏は、自尊感情の専門家だそうです。
失敗した後には、
「なぜ自分は…」
という気持ちが沈み込む状態になったりすることがあるかもしれません。
そんな時に、私たちがヤケクソ(自暴自棄)にならないのは、一つには「自尊感情」があるからです。
より深く突き詰めるならば、「自分が自分自身を大切だと思うくらい相手も大切」という気持ちの話です。
詳しい内容については、是非とも読んで確かめていただきたいと思います。
私自身、歳を重ねるにつれて守るべきものが増えていく実感があります。
かつては、私自身が人生の先輩方に「守られる」立場だったように、歳を重ねることで後に続く人たちに自分の背中で生き様を示していくことが大切だと思うようになりました。
年始から、「昨年の失敗談」をブログに書こうと思った理由としても言い換えることができます。
失敗したことで見えてきたのは、「失敗した後の気持ちの処理の仕方」です。
私自身、この本を読んでみた感想として、「自尊感情」という感情の捉え方を知りました。
この本は、昨年12月に年末ごろの心の疲労感が溜まった時に本屋さんで発見しました。
その時々で私を救ってくれる言葉は、本屋さんの棚差しの一冊の背表紙の中にも隠れていることがあります。
さらに言えば、地球上の現在の全人口である78億人の皆様のそれぞれの解釈があります。
「地球規模で考えたときに、私が思い悩んでいることは悩むに値することなのだろうか?」
昨年を振り返っているうちにだんだん、もっと多くの方々と直接話をしたいという気持ちが芽生えてきました。
話が長くなってしまいましたが、今年も西尾で読書会。(おもに宮子京)をよろしくお願いいたします。
それでは、今年も良い一年をお過ごしください。
それでは、また次回!