こんばんは!


西尾で読書会。の宮子京(みやこ けい)です。


今夜は、虫の鳴き声を聞きながら記事を書いています。


西尾市の秋の夜は、微かに涼しいそよ風のなかで虫の声を楽しめます。


心が癒されます。


コロナ禍が収束したら、一度西尾市にお越しください。


さて、西尾市の好きなところPRから始まり、私が最近気がついたことを一つ。


コロナ禍は世の中のイライラ度合いのボルテージを確実に押し上げています。


今夜は、「社会の宝」である子どもたちに、自分のイライラの感情と付き合う大切な方法が書かれている一冊をご紹介いたします。


松丸未来『子ども認知療法 怒り・イライラを自分でコントロールする!』ナツメ社、2019年


です。


私自身、体調が良かったり悪かったりに始まり、あらゆることに自分の感情がビビっと反応します。


生きている限り、私たちは今現在想定している以上にイライラすることに直面する可能性があります。


イライラした時に、自分の感情に対して丁寧に向き合える力は持っていた方が、安全に生活できます。


この本は、イラストがたっぷり載っていて、30分で読み終えられるくらい気軽に読める本でした。


30分で読める上に、内容が濃いので、子どもたちと一緒に読んでみても良いかもしれません。


適切な方向性で「怒り」の感情と向き合うことは、自分の心に真剣に向き合うことにつながります。


それが、最終的には、自分が大切にしている価値観などに対する気づきを与えてくれます。


この本は、著者が臨床心理士・公認心理師の方なので、実際の認知行動療法のエッセンスが詰まっています。


「不機嫌は人類最大の罪である」


という名言を残したのは、かの有名なゲーテです。


できれば、毎日笑顔あふれる時間を1分でも多く持ちたいものです。


これから先、私たち大人よりもはるかに長い時間をこれから将来にわたって生きていく子どもたちに、「感情との向き合い方の知恵」を伝えていくことが私たち大人の使命です。


そしてその使命を実現するためには、まずは身近にいる子ども達にイライラとの向き合い方を伝えていくことです。


子どもたちの笑顔あふれる社会が実現すれば、きっと大人社会も生きやすい世界になると思います。


いつか、銀河系外の惑星から地球外生命体が飛来したときに


「地球って惑星は、本当に笑顔が眩しい星だな」


と言ってもらえるような惑星になってほしいと願っています。


あくまでも私個人の意見ではありますが、今夜も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


それでは、また次回!