おはようございます!西尾で読書会。の宮子京(みやこ けい)です!

 

超大型の台風10号が日本に迫ってきているため、十分な準備や対策を講じておきたいものです。

 

読者の皆様は、準備や対策はお済みでしょうか?

 

 

 

さて、今日ご紹介する一冊は、

 

アンドリュー・O・スミス『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』SB Creative、2019年

 

です。この本は、本の題名の通りに、「お金の使い方を学ぶための本」です。

 

 

「お金の使い方を学ぶ」というと、私は次のような言葉が真っ先に頭に思い浮かびます。

 

「お金は、一通りにしか使えないから賢く使おうね。」

 

この本を読んでいて、私がこれまで生きてきた過程で、折に触れて親から教えてもらった教訓のような言葉をいくつか思い出しました。

 

教訓とは、話を煮詰めて最後まで残った、話のエッセンスのようなものです。

 

「どのような過程を経て、なぜその結論に帰結するのか」について知っていたほうが良いことも多々あると思います。

 

とくにお金に関する教育は、家庭内でも出来る教育のテーマの中でも難しい部類に区分されます。

 

さらには、この本の中でも紹介されていることですが、日本の学校教育ではお金について学ぶ時間がいまだに無いのです。

 

「お金持ちになる」といった将来的な話以前に、自分自身の生活を切り盛りしていけるだけのお金に対する知識は必要です。

 

 

 

というのも、少し前のニュース番組を見ていて思ったことなのですが、下宿生として大学生活を送っている方たちが、

 

「コロナ禍においてアルバイト収入が減ったことによりお金のやりくりに困っている」というニュースが頻繁に流れていました。

 

そういった不測の事態にも柔軟に対応していく必要があるのが、まさに生きていくということだと思います。

 

ですから、本当に大変な今の世の中ではありますが、その荒波を今乗り越えている学生さんたちは、本当にすごいと尊敬しています。

 

 

 

ちなみに、かくいう私は、食費をなるべく低く抑えて、書籍の購入費に集中的にお金をかけています。

 

私は、「食べ物は一回食べたらそこで終了だけど、知識は一度身に付けたら一生役に立つ」という考え方をしています。

 

今日を生きるために食べるご飯ももちろん大切ですが、将来的にもご飯を継続的に食べていく方法を学び続ける必要が有ります。

 

 

 

私の場合、発達障害の特性が関係あるのかどうかは定かではありませんが、

 

「興味関心のあることに対してはお金に糸目はつけない」の度合いが極端すぎるのではないかという自覚があります。

 

そういう指摘というのは、なかなか家族であっても直接、面と向かっては指摘しづらいテーマでもあります。

 

指摘しづらいテーマということは、別の言い方をすると教えにくいテーマということでもあると考えられます。

 

 

 

最後になりましたが、この本の帯には、

 

「日本の学校では教えてくれない20代から知っておきたい一生使えるお金の基本」

「若手ビジネスパーソン必読」

「全米ロングセラーの教科書」

 

と紹介されております。読んでみて、内容そのものがとても面白かったというのも有りますが、

 

「海の向こうのアメリカでは、こういう本で高校生の時から国民がお金について学んでいるんだな」

 

という目新しさの点でも面白かった一冊です。

 

 

 

お金の使い方は、人生の過ごし方にも少なからず影響をあたえます。

 

出来ることならば、より良いお金の使い方をしたいものです。

 

直接、面と向かっては指摘しづらいテーマ(教えづらいテーマ)だからこそ、本の出番です。

 

 

 

ぜひとも、ご一読ください。

 

 

 

本日も、記事を最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

それでは、また次回!