こんにちは。

 

西尾で読書会。の宮子京(みやこ けい)です。

 

さて、7月も後半戦に突入し、いよいよ「土用の丑の日」が近づいてきましたね。

 

「土用の丑の日」といえばウナギ。

 

 

西尾市は、ウナギの生産量が全国トップクラスの実績を誇ります。

 

ぜひとも、「土用の丑の日」には西尾市産のウナギをご賞味ください!

(嗚呼、朝ご飯をしっかり食べたけれども、オナカスイテキタ…)

 

 

 

さて、今日ご紹介する一冊は、

 

宝彩有菜『感情の整理術 不安のスパイラルから脱して「きもち」がらくになる』池田書店、2014年

 

です。

 

 

 

私たち人間は、いろいろな「感情」とともに生きています。

 

・心配

・不安

・恐れ

・恐怖

・後悔、…etc

 

この本では、私たちが日ごろの生活の中で持つ様々な感情との前向きな向き合い方を紹介しています。

 

一見するとマイナスに受け取られがちな「感情」も、丁寧に解きほぐしてみると、

 

実は前向きに生きていくための原動力ともなり得る大切なものだということが分かります。

 

自然に湧きだしてくる「感情」の元栓を締めることは難しくても(あるいは、出来なくても)真正面から向き合うことで

 

「自分は本当はどうありたいのか?」

「自分は本当はどうしたいと思っているのか?」

 

という自分の中から湧き出してくる心の本当の声に気が付くことが出来ます。

 

日頃暮らしていると、幸せかつ楽しいことがたくさんあるのと同じくらい、

 

「なぜ自分がこういう目に遭わなければならないのか?」

 

というような世の中の不条理さに頭を抱えたくなる瞬間も少なからずあります。

 

そのようなときに、ただ単に「感情」に振り回されてしまって心が消耗するよりも、

 

冷静さをもって向き合うことで生きている今の時間の質を充実させることが出来る、

 

という気付きを与えてくれる一冊です。

 

 

 

たとえば、冒頭で少し触れたウナギのお話に戻りますが、

 

仮に、私がウナギを今年の「土用の丑の日」に食べられなかったとしましょう。

 

そして、その日の晩のニュース番組でおいしそうなウナギ特集の放送がされていたとしたら、

 

次のように考える可能性が少なからずあるでしょう。

 

「今日はウナギを食べている人が世の中にいるのに、私はなぜかウナギを食べれなかったよ…」

 

と不平不満のような感情を持つ可能性があります。客観的に考えて、

 

「そういう感情に、いつまでもこだわっていたってしょうがないんじゃない?」

 

とは思いませんか?

 

 

感情に振り回されるのはただただ疲れるだけなので、いかにして

 

「感情を整理する」かということになりますね。

 

 

 

そこで、この本の登場です。

 

この本は、イラストブック寄りな本なので、読んでいて読みやすくて、なおかつ楽しかったです。

 

この本を皆様に読んでいただきたいと思った理由の最大のおススメポイントは、

 

「見開き1ページで感情の整理に役立つ感情語のさくいんが載っている」

 

という点でお勧めしたかったのです。

 

さくいんに載っている感情語から関連するページにたどり着くことが出来るので、

 

手元に有れば、「ササっと確認!」する目的でも役立つ一冊だと思います。

 

 

 

最後になりましたが、今回の記事では、食べ物のお話を盛り込みまくりました、笑。

(私は言うほど食い意地は張っていないけれども、食べるのは大好きです!!)

 

 

 

それでは、また次回!