こんにちは!
西尾で読書会。の宮子京(みやこ けい)です。
明日からは、いよいよ6月の生活が始まりますね。
今年は、今日までの前半戦の生活にコロナ禍の影響による変更点が多々ありました。
私は、5月の気分が月末の今日になっても抜けない感覚が有ります。
例年の悩みの種の一つ「5月病(のような気分)」が、今年は少し長引いている感じがあります。
読者の皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今日ご紹介する一冊は、
植西聰『”他人の目”が気にならなくなるたった一つの習慣』青春出版社、2020年
です。
今回、この本をご紹介するにあたって、私が一通り読み終えた感想は、
「いろいろと派手に失敗しちゃう人のために書かれた癒しの本だ。」
というものでした。日々辿っている成長過程の途中で、私たちは失敗したりすると、
「こんな失敗をしちゃったけど、私は周りにどう思われるだろうか?」
といった不安を伴った感覚に頭の中を支配されることが有ります。私の場合は、
「あ、しまった!私は周りにどう思われるだろうか?」
ということを真剣に考えこんでしまいます。
結構温厚な人さえもイラっとさせてしまったり、日頃から何かと失敗をしています、私。
私は、文章を書くことに関しては人並みにできますが、生活力全体で評価されたら、たぶん総合得点は赤点ギリギリだと思います、笑。
しかし、得手不得手のギャップが大きすぎたり、ミスをするところがいかにも私らしい長所なので、そこは仕方がないんです。
”他人の目”を気にして、ありのままの自分を出せない環境下にいると気分的に非常にしんどいということが有ります。
逆に、ありのままの弱い自分を出しているけれども、
「君、いいねー!」
と言ってもらえる方たちに恵まれた環境はとても素晴らしいです。
私は、結構運がいいので、日々失敗していますがどうにか生活が送れています。
ありがたいことです。
さらに言うと、周りの目が気になっていたら、書き物関係の仕事はどれもが達成困難になってしまいます。
すでに言い古されているように、文章は、思考回路の姿を如実に示すものだからです。
発達障害を抱えているかいないかと、書き物を仕事にしているかどうかにかかわらず、
「今、他人からどう思われているか気になって気になって、自分とってもしんどいです…」
という方におススメな一冊です。
ツラいときは、どうしても客観的な意見が欲しかったり、根拠のある説明が欲しくなったりするものです。
私も、最近は失敗続きだったので、読んでみてとても癒されました。
他者から見た自分というのは、結局は自分のある一面、一部分でしかないということに気が付かせてくれます。
自分の心の持ち方、身の処し方について大部分が見開き一ページにまとめられています。
最後になりましたが、この記事を書いていて、ふと思ったことが、
「私がミスをしなくなった日には、宇宙空間におけるこの公式ブログの存在意義の何割かが無くなってしまう…。」
という冗談めいた考えでした、笑。
「考えているポイントが少しズレているんじゃないかな?」
とは思いつつも、こういう私の意見が地球の隅々まで一瞬にして届けられる現代のインターネット環境に感謝です!
それでは、また次回!