管外視察1日目は、福岡市にオープンデータの活用についての視察です。

福岡市総務企画局ICT戦略室の課長より、約2時間レクチャーして頂きました。
福岡市は、全国的にも早い平成26年10月にオープンデータサイトの運用を始めた先進都市です。

オープンデータの意義は
①市民の利便性の向上(民間がデータを活用してソフトを作る)市民との協働(市民と町歩きし、写真や文字でデータを作るなど)
②経済の活性化(地域企業が利用)、行政の業務効率化(データを活用で、行政が行ってたことを民間が行う)
③行政の透明性(情報公開)、信頼性の向上(行政情報を明らかにする)
と定めて取り組んでいます。

オープンデータは、営業や新規の店の紹介、感染症の流行、大気の状況など、民間のアプリにて活用されているそうです。
また、福岡都市圏17自治体によるオープンデータが、共通の様式での公開されて、広域的な活用が見込めるという事です。

ただ、個人情報保護の観点から匿名化、情報の安全加工と費用などの課題がありますす。
まだまだ、始まったばかりですが、今後、様々なところで活用される可能性のある取り組みです。
しっかりと、西宮の市政にも活かしていければと思います。

エレベーターにも、入り口にも議会の広報がされていました。



市役所の前の福岡県国際文化情報センターには、斜めに樹木が植えられ、緑が和む建物でした。