本日で
9月定例会が終わりました。
期間中、台風や大雨など災害続き、この3年と違う雰囲気の議会となった気がしました。

さて、まずは本日の議会から。
会派・ぜんしんの6名と私が所属している維新プラス3名の議員が連名で、議員定数削減の議案を提出しました。

過去、西宮市は議員定数は、議員の数が減った時に、議会の活動に支障がなかった時に、議員定数を下げてきました。 
その前例を踏まえて、今回は41人の定員が、40人(39人の時もありました)で不都合なく運営されていたことから、過去にならい削減を提案したわけです。

会派・ぜんしんのわたなべ議員が代表議員となって、提案理由を述べました。
平成28年6月定例会以降、決算、予算審査も含め1年以上40人の議員数で議会は運営された。
40人でも明確な不都合がなかったこと。
これまでも議員数に欠員がでたことで協議し、議員定数が同様に削減されたこと。


そして、以下等の質疑に答えてました。
「不都合がないとはどういうことか」
「不都合がないから減らすというのは乱暴では?」
「適正な定数の基準を示すべき」
「身を切るなら、あなたがやめたら?」
「議員定数を減らす時は、議会の機能を高めるために財源が必要な時に削減する」
「多様な意見を聞くために、削減には反対」
「新人や当落ギリギリの議員はどうなるのか」などなど
「不都合があったのなら、具体的に言って頂ければ」と聞いても具体的には答えはなかった。

わたなべ議員、お疲れ様でした。
この代表議員となるのは、集中砲火を浴びるので、とってもたいへんです。

今まで、同じ理由で定数を下げできたのに、反対しないのなら、退場じゃないのかなとも思いました。

私も賛成討論を致しました。
定数が41人の議員が、全員出席した本会議は、この3年4ヶ月で5日間だったという事実。
この間、効率的に議会運営はできていたことは、委員会の審議時間も効率的に行なってきたので、概ね年々短くなったことから実証されている。
過去に定数が減った時に、議員定数を減らしてきた先例がある。
過去にならい、定数を削減する代わりに、議会の調査調査力向上のために、シンクタンクを活用することは、別の会議体で提案しましたが、定数削減で財源を確保するのは、別の問題であると言われたこと。
事実によって判断する以外に、議員定数の適正な人数の共通の明確な基準は、ないこと。
地方自治法第2条の14
最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」と法で規定されています。

40人でできたことを、理由もなく41人でなければ問題だと、どうやって市民に説明するのどろうか?
私は、集中砲火を浴びないので、この辺りは申し訳無く思います。

会派・ぜんしんと維新プラスの9人以外に賛成してくれた無所属の長谷川議員の討論は、真っ当だと思う。
「過去にずっと議員定数削減に賛成してきた。…多様な意見を聞くと言うなら、議員1人2人でなく、もっと増やすと言うべきでないか」本当にそう思います。
私も多様な意見を聞くのは私も大切だと思いますが、それも討論の中で、地域組織やICTやSNSなどで述べています。
多様な意見を議員が聞くのであれば、市民12,000人に1人の議員で、どれだけ1人や2人増えただけで聞くことができるのか。
定数増の条例は出るのでしょうか?
もちろん、多様な意見が必要と反対された方は、その人数にも合理的な説明が必要となるでしょう。