こんにちは!13期企画係の大野萌です🙂

5/15のゼミ活動では、いつもの課題図書やディスカッションはなく、ゼミ生皆で三田キャンパスにて開催された公開シンポジウムに参加しました!シンポジウムでは西野先生が司会を務め、計6名の教授が総選挙後の韓国の政治外交について報告と討論をしてくださいました。

総選挙結果から見える韓国政治社会の課題についての第1セッションでは、ソウル大学校のカン・ウォンテク教授とクォン・イェソラ教授が登壇してくださいました。それぞれ「2024総選挙と韓国政治の展望」「韓国の世代とジェンダー政治」についての講義を拝聴しました。
2024年に行われた総選挙は尹大統領の政権審判の意味合いが強く、政権にお灸を据えることが有権者の主な投票行動の目的であるというお話が印象的でした。また、韓国では世代対立とジェンダー対立は存在するが、そうした違いが全ての政治社会の領域にあらわれる訳ではないというお話を聞いて、韓国に見られる分断社会における新しい視点を得ることができました!✨


第2セッションでは、「尹政権の外交安保対策の展望」について、ペク・ソヌ教授とユン・ソクジョン教授から報告を頂きました。
お二方とも共通して、外交政策は韓国において大統領の裁量が大きい部分であり、総選挙の結果を受けても今後変化はあまりないと考えられると述べており、とても興味深かったです。
ユン教授はその点について述べつつも、今後尹大統領が外交政策を実行する手段において、総選挙の結果が制約する可能性があるとおっしゃっており、尹大統領のリーダーシップが大きな効果をもたらした日韓関係について、今後どのような影響が起きうるのかということにさらに興味が深まりました!

報告と討論の後には、ゼミ生たちからも教授の方々に質問をさせて頂き、報告いただいた内容についてさらに知見を深めることができました。


来週は西野先生が韓国に出張のため、ゼミ生のみでグループワークを行う予定です!
西野先生がいらっしゃらないのは寂しいですが、ゼミ生一同力を合わせて取り組みたいと思います💪🏻

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回のブログもお楽しみに!🫶🏻