この間、ある講座を受けていたとき、
うまくいかなかったことについて
相手になぜ(Why)で問いかけをすることで
受け手としてどう感じるか?について
考えるワークかあったんです。
英語ではWhyを重ねることで
問題の解決や今後どうすべきかと
いう方向になるそうですが
日本語になると
解決の方向には進みにくいことを
実感するためのワークでした。
たしかに
なぜそれができなかったのかと
なぜ? なぜ? なぜ?と
Whyを続けに聞かれていると
詰問されているように感じて
ちょっとイラっとしてくるんですね。
Whyではなく、ハウ(How)、
つまりどうしたらそれができるのか?
に焦点を当てるようにすると
前に進むんですよ、という話で
確かにそうだなと感じたのです。
Whyで問いかけると、
なぜできなかったのか、
なぜしなかったのかといった
否定の方向を見てしまいますが
Howは、どうしたらうまくいくのか?
という問いかけに変えられるので
前向きになるのです。
◆
この話を聞きながら
私は、確かにその通りだけど
根本的な問いかけをするときは
Whyだよなあ、と思っていたのです。
それは
「なぜそれをやるのか」という、
動機や目的に関するWhyです。
何かを始めようとするとき
この「なぜそれをやるのか? 」
を始めに決めておかないと
どうやってやるか、
どうしたらうまくいくかという
方法論(How)ばかりに目が行って
途中ではたと気づいて
「何のためにやっているんだっけ?」
なんて思うんです。
このメルマガもそうなんですが
なんとなく続けていることについては
「これって何のためにやっているんだっけ?」
と、私もふと思うことがあって
そのたびにWhyを改めて考えてみたりするんです。
◆
今回、Whyについての話を聞いたときに
Whyを使った方がいいときと
使わない方がいいときがあることに
気づいたのでした。
自分が前向きな行動できるように
Whyを上手に使っていきたいですね。