この間、ある講座を受けていたとき、
うまくいかなかったことについて
相手になぜ(Why)で問いかけをすることで
受け手としてどう感じるか?について
考えるワークかあったんです。

英語ではWhyを重ねることで
問題の解決や今後どうすべきかと
いう方向になるそうですが

日本語になると
解決の方向には進みにくいことを
実感するためのワークでした。

たしかに
なぜそれができなかったのかと
なぜ? なぜ? なぜ?と
Whyを続けに聞かれていると
詰問されているように感じて
ちょっとイラっとしてくるんですね。

Whyではなく、ハウ(How)、
つまりどうしたらそれができるのか?
に焦点を当てるようにすると
前に進むんですよ、という話で
確かにそうだなと感じたのです。

Whyで問いかけると、
なぜできなかったのか、
なぜしなかったのかといった
否定の方向を見てしまいますが

Howは、どうしたらうまくいくのか?
という問いかけに変えられるので
前向きになるのです。


この話を聞きながら
私は、確かにその通りだけど
根本的な問いかけをするときは
Whyだよなあ、と思っていたのです。

それは
「なぜそれをやるのか」という、
動機や目的に関するWhyです。

何かを始めようとするとき
この「なぜそれをやるのか? 」
を始めに決めておかないと

どうやってやるか、
どうしたらうまくいくかという
方法論(How)ばかりに目が行って
途中ではたと気づいて
「何のためにやっているんだっけ?」
なんて思うんです。

このメルマガもそうなんですが
なんとなく続けていることについては
「これって何のためにやっているんだっけ?」
と、私もふと思うことがあって
そのたびにWhyを改めて考えてみたりするんです。


今回、Whyについての話を聞いたときに
Whyを使った方がいいときと
使わない方がいいときがあることに
気づいたのでした。

自分が前向きな行動できるように
Whyを上手に使っていきたいですね。