神戸の「人と防災未来センター」の
ボランティアの面接に行ってきました。
今回 ボランティアをしてみたいと思い立ったのは、
2つ理由がありました。
1つめは、自分の防災意識を上げ、家の防災対策をするしくみとして。
2つめは、「人と防災未来センター」を案内できるようになりたいから。
人と防災未来センターでは、
阪神淡路大震災の記憶を保存するための
さまざまな資料の収集や展示を
行っているだけでなく、
防災や減災に関する
専門的な研究も行っています。
大学の教授や専門研究員も関わり、
若手研究員の育成も行っているとのこと。
今年の元日に起きた能登半島地震でも、
翌日から専門家が現地に入り、
救助活動や調査などを行ったそうです。
本格的な研究機関だということを
初めて今回知ったのです。
あいた時間に資料室に行ってみました。
地理や災害の歴史だけでなく
自然災害に関する様々な文献から、
片付けの専門家が書いた、
「ふだんの生活に取り入れる防災アイデア集」など
専門的なものから
実用書までいろんな本があって
見ていて飽きません。
◆
他のボランティア応募者の方とも
少し話をしました。
中学校の先生をしていた方は、
夏まで校舎が避難所になって、
夏まで校舎が使えなかったので
授業が大変だったと話してくれました。
小学校の先生をしていた女性は
「私は語り部として震災の話を伝えたい。
今やっと当時の話ができるようになった」
と語っておられました。
1人1人が
それぞれの震災に対する思いがあってここにきている。
今後は、ここで出会う人たちにも
いろいろお話を聞いたりしながら、
ここで得られる防災の知識を、
少しずつふだんの自分の生活に取り入れたり、
周りの方にお伝えできればと思います。