神戸の「人と防災未来センター」の

ボランティアの面接に行ってきました。

 

今回 ボランティアをしてみたいと思い立ったのは、

2つ理由がありました。


1つめは、自分の防災意識を上げ、家の防災対策をするしくみとして。
2つめは、「人と防災未来センター」を案内できるようになりたいから。


人と防災未来センターでは、

阪神淡路大震災の記憶を保存するための

さまざまな資料の収集や展示を

行っているだけでなく、

 

防災や減災に関する

専門的な研究も行っています。

 

大学の教授や専門研究員も関わり、

若手研究員の育成も行っているとのこと。

 

今年の元日に起きた能登半島地震でも、

翌日から専門家が現地に入り、

救助活動や調査などを行ったそうです。

 

本格的な研究機関だということを

初めて今回知ったのです。

 

あいた時間に資料室に行ってみました。

 

地理や災害の歴史だけでなく

自然災害に関する様々な文献から、

片付けの専門家が書いた、

「ふだんの生活に取り入れる防災アイデア集」など

 

専門的なものから
実用書までいろんな本があって

見ていて飽きません。


他のボランティア応募者の方とも
少し話をしました。

 

中学校の先生をしていた方は、

夏まで校舎が避難所になって、

夏まで校舎が使えなかったので

授業が大変だったと話してくれました。

 

小学校の先生をしていた女性は

「私は語り部として震災の話を伝えたい。
今やっと当時の話ができるようになった」

と語っておられました。

 

1人1人が

それぞれの震災に対する思いがあってここにきている。

 

今後は、ここで出会う人たちにも

いろいろお話を聞いたりしながら、

 

ここで得られる防災の知識を、

少しずつふだんの自分の生活に取り入れたり、

周りの方にお伝えできればと思います。