暖かな日差しの中、道頓堀の
ガイド研修に参加してきました、
これまで何回か大阪のガイドを
したこともあるのですが、私は大阪が苦手。

京都とか奈良みたいに古い都で
見ただけで圧倒されるような
壮大な寺社仏閣や大仏様、
季節ごとに様々な表情を見せる庭園
といったものがありません。

大阪城も天守閣は素晴らしいけど
お城の中はイマイチ(個人的感想です)

食い倒れの街と言われて人がたくさんいるけど
道頓堀のどこがそんなにいいんだろう??
なんて思っていたのです。

今回、その苦手意識をなくそうと
道頓堀の研修に参加したわけですが

さすが大阪、面白いわって
180度印象が変わりました。

まず
研修の資料が充実していて
まじめに書いてあるにも関わらず
読んだだけで笑えるんです。

*「かに道楽 」
巨大なカニの看板が有名ですが
道頓堀に3店舗あり、2023年が開店60周年
・本店 カニの看板は一番大きい
・中店  〃 中くらいの大きさ
・東店 最も新しい カニの看板は一番小さいが動きは一番いい

カニの看板の動きがいいって・・・なんやねん
と思わずつっこみたくなります。
(残念ながら今日は動いていませんでしたが
一番新しいので、動きが派手だそうな)

*「食い倒れ太郎」

これまで海外や東北等出張したことがあるそうで
最初に食い倒れ人形を
飛行機に乗せた時に名前が必要だったので
「食い倒れ太郎」と命名された。

太郎君の出張時には
大阪の人が寂しがるので
太郎君のソックリさんの
次郎君が太郎君の代わりに立っているとか。

ちなみに太郎君と次郎君は
一箇所だけ違いがあるそうです。

そのほかにも
読んだだけで笑える話がけっこうあって
「さすが大阪やわあ」と感心しました。

実際に歩いてみながら
その地にまつわる話をきくと
やっぱり面白いのです。

ストーリーは大事ですね。

大阪は
安くて美味しいB級グルメと
人々のラテン系のノリが
一番のセールスポイントなんだなあなんて
妙に納得しながら

道頓堀ー黒門市場ー道具屋筋を巡る
という3時間のツアーを楽しみました。

吉田さん、お世話になったみなさま
ありがとうございました。