昨日の道頓堀ツアーはえびす橋がスタートでした。

えびす橋というのは元々江戸時代に
今宮恵比寿に神社に行くための参道だったのだとか。

ここの橋の特徴としては、
橋の欄間がお好み焼きのコテの形が
橋全体にずらりと並んでいること。


 夜になると橋の下も点灯して、
人々がお好み焼きの具になっている状況を
作り出している???
というよくわからん解説がありました。


 この発想がめちゃくちゃ大阪っぼいですよね。

道頓堀といえば派手な看板が有名です。
 恵比寿橋から見ると一番有名なのがグリコの看板。

グリコというのはグリコーゲンを略したものだそうです。
 カキの煮汁からグリコーゲンを採取して
キャラメルに入れたのが
もともとグリコなんだそうです。

 一粒300メートルというキャッチフレーズが有名ですが、
これも、グリコの一粒が16.5キロカロリーで
20歳の人が160メートル走るのに
8.7キロカロリーかかることから
一粒300メートルという
キャッチフレーズになった生まれたとか。

結構科学的に根拠があるんだなと感心しました。

グリコの看板が一番初めにできたのが1935年。

今は6代目の看板だそうです。

ここには、いついっても
グリコのマラソンランナーと
同じポーズで写真撮影をする人が
後を絶ちませんね。

カニ道楽の大きいカニの横の看板には
カールおじさんが立っています。

カールおじさんの横にはモニターがあって、
カールの(まあまあ長い)CMの後
1分間ほど道行く人が写るのです。


この瞬間を狙って
カールおじさんと並んで写真を撮る
というのも人気になっているようで
観光の杯シーズンには行列ができているとか。

 

法善寺に行くとビリケンさんの横の跡が見えます。
串カツ屋さんには新世界のヒーロー
ビリケンさんがいます。

ビリケンさんはニューヨーク生まれで
(デザインはNYのデザイナーだとか)
正座ができないので
足を伸ばして座っているそうです。
へえ、はじめて知ったわ、って思いました。

 

足を掻くこともできないので
かわりに私たちが足を撫でると
願いを叶えてくれると言われているそう。

 

串カツだるま店の前においてある人形は
いかつい顔したおじさんです。
この人形は実は現社長のそっくりさん 。

道頓堀の派手な看板やトレードマークには
それぞれにいろんな思いや願いが
こもっているんですね。