8月13日にするアートマインドコーチングで
見る作品として選んだのは現代アートということで 
私にはちょっとしたプレッシャーです。  

現代アートが好きな人は、 
「現代アートはとっても楽しい。
見れば見るほど好きになりますよ」
と言ってくれるのですが、 
私はどうもまだ苦手意識が強いです。

好きな作品もあるけれども、 
どこがいいのか全く理解できないものも多い。

とはいえ、せっかく鑑賞会をやるといういい機会なので、
最近50年ぐらいの現代アートに関して
大まかなところを調べています。

 今回出品している15人ぐらいの作家さんたちの
他の作品を見てみます。

ネットで調べれば 作品がすぐ出てくるので
今は本当に便利だなって思います。

 1点を見ただけではわからなくても
何点かを見てみることで
「この人はこういう感じの作品を作る人なんだ」とか、
 「ジャンルのものを作ってる人なんだ」とか、 
少しずつその作家さんについて知識が増えてきます。

インタビュー記事とかも読みたかったのですが、  
ネット上には意外とインタビュー記事がありません。

本を出されている作家もたくさんいます。


今回のポスターの表紙にもなっているのは
村上隆さんの作品。

村上さんは北斎 や 写楽といった浮世絵や
現代のアニメや漫画に共通する
「スーパーフラット」という 概念を打ち出しました。

欧米中心の現代アートの文脈の中に
自分のポジションを作り上げて、
世界で勝負している村上さんは
何冊も本も出されています。

芸術起業論と、芸術闘争論を読んでみて
ここで見ているような作品が出来るまでに
こんな細かいところまで徹底的に
考えつくしてつくっておられるのかと
驚愕しました。


 他のアーティストさんの本読もんで、
どんな考えで作って いるのかも
知ってみたいなと思います。

そうやって何回も見ているうちに
少しずつ現代アートとも仲良くなるのかもしれません。

 

私たちと同じ時代に 同じ社会状況の中で生きている

今活躍しているアーティストの方が

今後どんな作品を作っていくのか

その過程を見ることができるのも楽しいですね。