8月13日にするアートマインドコーチングで
見る作品として選んだのは現代アートということで
私にはちょっとしたプレッシャーです。
現代アートが好きな人は、
「現代アートはとっても楽しい。
見れば見るほど好きになりますよ」
と言ってくれるのですが、
私はどうもまだ苦手意識が強いです。
好きな作品もあるけれども、
どこがいいのか全く理解できないものも多い。
とはいえ、せっかく鑑賞会をやるといういい機会なので、
最近50年ぐらいの現代アートに関して
大まかなところを調べています。
今回出品している15人ぐらいの作家さんたちの
他の作品を見てみます。
ネットで調べれば 作品がすぐ出てくるので
今は本当に便利だなって思います。
1点を見ただけではわからなくても
何点かを見てみることで
「この人はこういう感じの作品を作る人なんだ」とか、
「ジャンルのものを作ってる人なんだ」とか、
少しずつその作家さんについて知識が増えてきます。
インタビュー記事とかも読みたかったのですが、
ネット上には意外とインタビュー記事がありません。
本を出されている作家もたくさんいます。
◆
今回のポスターの表紙にもなっているのは
村上隆さんの作品。
村上さんは北斎 や 写楽といった浮世絵や
現代のアニメや漫画に共通する
「スーパーフラット」という 概念を打ち出しました。
欧米中心の現代アートの文脈の中に
自分のポジションを作り上げて、
世界で勝負している村上さんは
何冊も本も出されています。
芸術起業論と、芸術闘争論を読んでみて
ここで見ているような作品が出来るまでに
こんな細かいところまで徹底的に
考えつくしてつくっておられるのかと
驚愕しました。
◆
他のアーティストさんの本読もんで、
どんな考えで作って いるのかも
知ってみたいなと思います。
そうやって何回も見ているうちに
少しずつ現代アートとも仲良くなるのかもしれません。
私たちと同じ時代に 同じ社会状況の中で生きている
今活躍しているアーティストの方が
今後どんな作品を作っていくのか
その過程を見ることができるのも楽しいですね。