今日は祇園甲部歌舞練場へ。

🌸都をどりを見に来る以外で入るのは初めてかもしれません。

目的は

作家で日本大学理事長の林真理子さんの講演を聞く為です^^


当初は昨年秋🍂の予定でしたが、

日大の諸々で延期になってしまい、

やっと今日の運びとなりました。


二部制で

一部は


日本公認会計士協会 京滋会会長
山田陽子さんのご挨拶や

芸舞妓さん達による踊りがありました。

演目は


・蛍狩り

・六段くずし

・祇園小唄

でした。

蛍狩りは小道具の虫籠にちゃんと小さい光があって、去り際の照明が落とされた薄暗がりの中、光っていました。六段くずしは元々、箏曲の「六段の調べ」を端唄として編曲したもの。〝くずし〟は編曲の意味だそうです。

3つめの「祇園小唄」とともに、芸舞妓さんたちの必修の舞です。


日本公認会計士協会会長のお話しと休憩を挟み

やっと

林真理子さんの講演が始まりました。



淡々とお話しなさる方でしたが、

謙虚さを自虐にまでは落とさずに所々で笑いを取られるお話しの上手さは流石だなぁと思いました。





亡くなられた瀬戸内寂聴さんとのやり取りや

渡辺淳一さんとの旅行、

なぜ大河ドラマ『西郷どん』を書くに至ったのか、

新聞連載と雑誌連載との違い、京都に絡む作品の取材秘話、

月曜日から金曜日まで日大に通っているので小説が書けず、印税収入ピンチの話など、

あっと言う間の1時間でした。


明日は日大のオープンキャンパスで学長と共に名刺を配らないといけないから朝の新幹線🚅でお帰りになるそうです。


名刺を配っても

今の学生の保護者では100人に1.2人しか

〝作家・林真理子〟への反応はなく、

学生に至っては「おばあちゃんが読んでました!」だそうです(・・;)


けれど、そんな今時の学生さんがお行儀良く優しく真面目だから、

この先、理不尽な世の中に出て理不尽な目にたくさん遭っていく現実を心配されていました。