一乗寺の外陣に並んでいた

御菓子〝野路菊の里〟




「のじぎく」は兵庫県花




播磨地方、高砂・姫路市付近の山の麓に咲き、

晩秋、清らかな香りを漂わせるのだとか。




その〝のじぎく〟の凛と咲き集う可憐さを表現したのが高砂市の御菓子司・柴田最正堂の

『野路菊の里』です。




上質なインゲン豆に地元産の新鮮な卵黄、北海道産の練乳を加え、洋風でありながらも上品な餡に仕上がっています。


香ばしく焼き上げられた生地と黄身餡の織りなす豊かな風味は紅茶や珈琲にもピッタリです。




上皇陛下が皇太子時代の昭和五十六年3月十九日

ポートピア81開会式の際、

この『野路菊の里』をお茶菓子としてお召し上がりになったんですね。