粉河寺の続きです。
粉河産土神社から石階段を降りて
粉河寺の境内に戻ってきました。
・千手堂
夕方の日差しを受ける
国指定名勝・粉河寺庭園。
桃山時代の石庭です。
・丈六堂
阿弥陀如来が安置されています。
丈六は一丈六尺の略。
優しいお顔です^^
中門の四天王さまにご挨拶して
大門へと歩きます。
少しだけ紅葉🍁していました。
ほとんどの人がスルーしますが、
文久2(1862)年作 鐫字 総長210cm 像長144cmの粉河鋳物の中で数少ない鋳銅仏像として貴重な阿弥陀如来坐像(露坐仏)があります。
その容姿は均整のとれた円満なお顔立ちで来迎仏にふさわしい大作。
粉河鋳物師として有名な増井盛信が鐫字(文字の刻印)したもので、紀州八代藩主徳川重倫や妹君、光安院の御生母、清信院によって寄進されました。
※ 鐫(のみ)で彫ること
千日回峯行を成し遂げた幕末の粉河寺主願海が銘文を寄せています。
その銘文は両肩の背面と右膝側面に刻まれ、
梵字が多いのです。
続きます。