四国八十八ヶ所
第10番
得度山
切幡寺
超あっさりの前回⏬
高野山真言宗のお寺です。
山号の得度山とお寺の名前は
故事にちなんでいます。
修行中のお大師さまがほころびた僧衣を繕うために機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切りさいて差し出しました。
これに感激したお大師さまが娘に願い事はないかと聞くと、「父母の供養のために千手観音を彫ってほしい」と答えたので、その場で千手観世音菩薩像を刻んで娘を得度させ、灌頂を授けたところ、娘はたちまち七色の光を放ち即身成仏して千手観音の姿になったそうです。
このことを嵯峨天皇に伝えたところ、勅願によって堂宇を建立、お大師さまの彫った千手観音を南向きに、娘が即身成仏した千手観音を北向きに安置し本尊として開基しました。
333段登ります。
99段上がった所で
途中に経木場
その後は
女厄坂
男役坂を登って
本堂です。
こちらは大師堂
重要文化財の大塔が見えます。
続きます。