近畿36不動
安岡寺
続きです。
コントラストが映える田んぼの脇の仁王門
反対側は竹藪
参道沿にはお墓もあります。
安岡寺の開基は光仁天皇の皇子であり、桓武天皇の兄の開成皇子の請願によると伝わります。
左から手水、鐘楼、観音堂、本堂
本堂は上がって
中でお勤めさせていただけました^^
開成皇子が刻んだとされるご本尊の如意輪観音さまは秘仏で拝観は叶いませんが
こぶりのお前立ちの如意輪観音さまがいらっしゃいました
すぐ脇には左に地蔵尊、右に弁財天。
内陣の左側にお不動さまでした。
お不動さまは
弘紹不動明王で
弘く功徳を人々に紹めるという意味と
像が弘法大師作と伝わるところから、
弘法大師が召喚したとの意味もあるらしいです。
右側には大きな愛染明王さま
こちらは明治の神仏分離の際に
石清水八幡宮から移安されました。
十一面千手観音さまのいらっしゃる
青梅観音堂
廃寺となった近隣の安正寺(青梅寺)の元ご本尊です。
阿弥陀堂の片隅で長い間放置されていたけれど、
もったいないと修繕を施そうとしたところ、
貴重な仏像と分かり、
京都国立博物館で修理され、戻って来られました。
続きます。