近畿36不動。
第三十五番
高野山別格本山
赤不動明王院です。
お大師さまが、高野山開山の折りに、壇上伽藍のうしとら(東北)を守るために建立した五大堂が起源とされる、塔頭寺院の中では最も古いお寺だそうです。
近代的な建物に見える宿坊もあります。
高野槇が普通に植わっているのがやはり高野山ですね。当たり前なんですが
お参りしたのは2022年3月だったので
雪が残っていました
本尊の赤不動明王は、いわゆる感得像で、赤い身色の不動明王を二童子と共に描いた画幅です。弘法大師の甥に当たられる方で、後に天台の座主にもなられる智証大師円珍和尚が、修行中に感得した不動明王の姿を、その余りの有り難さに自分の頭を岩に打ち付け、岩絵の具に頭血を混ぜて写しとられたと言われています。
凄いいわれですね
儀軌類では一般的に、お不動様は青黒色で描くと定められていますが、円珍和尚は比叡山横川の滝での修行中に大火焔と共に赤い姿を現されたお不動様に感激して、頭を岩に打ち付けてその血🩸で写しとられた…。
東寺の護摩本尊としてまつられた後、
南北朝時代には後醍醐天皇の守り本尊として道中を共にされ、その後、高野山へ移されました。
納経所前にはこうやくん^^
年に1度、4月28日の赤不動明王大祭でのみの御開帳です。
この山門の虎🐅、カッコいい❣️
入り口付近のお地蔵さま