近畿36不動
第三十番
塔尾山
椿花院
如意輪寺
奈良県吉野郡吉野町吉野山にあります。
そう、あの千本桜で知られる吉野でございます🌸
バスで山を上がり、駐車場からは
グンと慎重に歩いて下がって行きます。
バスツアーとは言え
ドアツードアなんて事はありませんよ(笑)
美しや〜
平安時代の延喜年間(901年- 922年)に日蔵上人により開かれたと伝わります。
南北朝時代。後醍醐天皇が吉野に行宮を定めた際に勅願所とされる。しかし天皇は京へ帰れぬまま崩御。本堂の裏山に葬られました。
以来寺運は衰えます。
慶安3年(1650)文誉鉄牛上人によって本堂が再興され、
正平2年(1346年)12月、楠木正成の長男・楠木正行が四條畷の戦いに出陣するに際し、一族郎党とともに後醍醐天皇陵に詣で、辞世の歌「かへらじとかねて思へば梓弓なき数に入る名をぞとどむる」を詠んだという。
正行は当寺本堂の扉に鏃(矢じり)で辞世の句を刻んだとされ、その扉とされるものが今も寺に伝わる。
一族郎党の名を過去帳に記して、死んだ者として戦いに臨まれたんですね(T . T)
松尾芭蕉はここに立ち寄った折、「御廟年を経てしのぶは何をしのぶ草」などの句を残しています。
不動堂
立派な難切不動さまがお立ちでした
本堂
如意輪観音さまがいらっしゃるのですが、
入れません(^◇^;)
如意輪観音さま好きとしては
上がらせていただきたいところですが、仕方ない。
ねこみくじに猫不動🐱
続きます。