霊山寺の続きです。


お勤め、御朱印拝受後、せわしなく戻る中、駆け足でちょっとだけ薔薇園にお邪魔しました。



白い紫陽花。

とても大きくてびっくり。


この地に隠棲した小野富人は薬草栽培をして,庶民の病気治癒に役立てます。


その後、天武十二年(684)熊野本宮に21日間籠り、満願の日に薬師如来の来迎を感得しました。

そして薬湯で病人を助ける為、登美山に薬湯を作り、薬師三尊を祀りました。

人々は富人を敬い、鼻高仙人と呼びました。


神亀5年(728)、聖武天皇の皇女(のちの孝謙天皇)が病になり、聖武天皇の夢枕に鼻高仙人が現れます。

僧の行基を登美山に遣わし、祈らせたところ、病気が治癒しました。


感動した聖武天皇は行基に大堂の建立を命じ、2年後に完成。来日したインドの僧・菩提僊那が、

登美山が故郷の霊鷲山に似ている事から霊山寺としました。




リーフレット類
















この霊山寺、様々な霊場の札所になっています。


西国薬師四十九霊場第2番
仏塔古寺十八尊第5番
役行者霊蹟札所
神仏霊場巡拝の道第28番(奈良第15番)
大和十三仏霊場第10番
大和北部八十八ヶ所霊場第31・32番