精子さんの『蜘蛛の糸』を聴くのは初めてではありませんでしたが、
カンダタの差し迫った様子と押し殺したような迫力。〝精子さんの朗読〟の凄味が更に増しているのを感じました
ギターの音色には、日本人が奏でる異国の楽器の音に、日本生活の長くなった阿弥陀さまもビックリうっとりされているかなぁ
他の仏さまや
歴代の僧侶の御霊も楽しまれているかもしれない⁈と
吹き渡る風と鹿ヶ谷の景色の中でふわっと和んだ夕べでした。
最後に御住職が
「(『蜘蛛の糸』で極楽を散歩されているのは)どうしてお釈迦様なんだろう?阿弥陀様ではないのだろうか?」と素朴な疑問を呈されていました。
確かに❗️
お釈迦様は入滅して涅槃にいらっしゃるのですものね
芥川龍之介はお釈迦様が好きだったのかなぁ(と勝手な解釈)
足取り軽く
戻ります♪
来た時に降りた南田町のバス停を越えて更に坂を下り、錦林車庫前へ。
こっちの方が断然バスの本数が多いのです
南座前下車。
横の階段を降りれば、京阪電車の祇園四条駅です。
巡礼とは違う形でお寺を満喫した一日でした
善気山念佛会は毎月されていて、
来月の第三部は落語だそうです。
お勤めから参加されなくても構わないようです。
今回も
第三部から参加者が数倍に増えていました
けれど、第一部から参加させていただいて良かったと思いました。
法話と念仏ですっぴんになった心に
グングン染み込む美容液のような朗読と音楽。
〝心の栄養〟とはよく言ったものです。
zoomなどで何でもリモート化される
こんな時だからこそ、
ライブの力が人を癒します。
善気山念佛会の一日、
最後までご覧いただきまして、
ありがとうございました😊