【四国八十八ヶ所お遍路の旅】第78番札所・郷照寺②郷照寺の続きです。また階段を登ります。本堂時宗の開祖・一遍上人は念仏札を配って全国行脚をし、教えを説いていました。正応2年(1289)、讃岐にやってきて、善通寺などを訪ねた折に、こちらの郷照寺にも滞在し、堂宇を修復して、中興。以後、踊り念仏の道場として発展しますが、戦国時代に兵火により焼失。江戸時代に高松藩主により再興。この時に一遍上人にちなんで、真言宗から時宗に改められました。厄除けうたづ大師として親しまれ、毎月20日の縁日にはたくさんの参拝客で賑わうそうです。大師堂万体観音洞!無数の小さな観音さまが並んでいました。女性の守り神の粟島明神堂波切り不動さまとお大師さま③に続きます。