洛陽三十三所観音霊場巡り
第三番札所は護浄院清荒神です。


京の七口の一つ



荒神口にあります。



清荒神は大阪府箕面市の清にあったものを勧請。
下京区にありましたが、
後陽成天皇の命を受けた
秀吉の京都大改造で
現在地に移建されました。


荒神さんの方が古くその呼び名に慣れているので、
護浄院と言われてもピンと来なかった訳です。

護浄院と命名されたのは今から約300年前の
東山天皇。


京都御所の巽、南東にあるため、歴代の皇室の尊崇を受けていたからでした。


三宝荒神は不浄を嫌う事から、
火の神に当てられ、
台所のかまどの神様として強い信仰があります。
そこから
台所の主人は女性が多かったため、安産や火難除けを叶えてくれるそうです。

その荒神さまに準じて祀られているのが
洛陽三十三所観音霊場札所本尊の
准胝観音さまです。


②に続きます。