洛陽三十三所観音霊場
第十六番札所は
仲源寺です。


京阪電車の祇園四条駅で下車して
6番南座の出口が一番近いです。

階段を上がると
こんな景色見えます。

南座前を通り過ぎ

知らん間に出来ていた伊藤久右衛門を尻目にすると

直ぐです。

八坂さんに行く時、いつも前は通っていましたが
初めてお参りしました。

唐破風の門構え。

ご本尊は〝目やみ地蔵〟と呼ばれる地蔵菩薩です。
平安中期の仏師・定朝の作とも伝えられ、高さ3mを超す丈六仏です。

もともとは鴨川の氾濫を防ぐ
〝雨やみ地蔵〟でした。
八坂神社にお参りする人が雨宿りをしたから、という説もあります。

黒光りした木彫りの大きなお地蔵様の目をよく見ると、右目が潤んで充血しているように見えます。
そのため、眼病で苦しむ人の身代わりになっておられるとして、
次第に目の健康にご利益のあるお地蔵様として、信仰を集めるようになりました。


こちらが洛陽三十三所観音霊場ご本尊の千手観音様がいらっしゃる観音堂です。

お寺の境内からするととても大きくて驚きました。
平安後期の春日仏師の作と言われ、国の重要文化財です。
像高は248㎝。

優しいお顔立ちの仏さまでした。


観音菩薩には
三十三の変化身があります。

千手観音の手には、
すべての変化観音の持ち物が握られています。
故に
全ての変化観音の霊力・霊験を具える観音菩薩の総体ともいわれています。

また、仲違いになった男女の仲を取り持つご利益があるとされています。
(それは知らんかった〜びっくり)


あなたにも
観音様の大慈大悲が
届きますように✨