本題に入る前にお知らせをさせてください。

 

連日ご案内させていただいておりますが、コロナ禍でも届けられるエンタメを探った結果、イオンシネマさんと一緒に『映画 えんとつ町のプペル』のドライブインシアターを開催する運びとなりました。

 

https://www.aeoncinema.com/cinema/drive-in-theater/schedule/ 


 


家を出た時から、誰にも接触しないエンタメです。

「コロナ」にかこつけてやっておりますが、

ドライブインシアターですから、

車の中ですから、

プライベート空間ですから、

これまで「子供が小さいから、今は映画館に行けない」という理由で諦めてしまっていたお父さんお母さんもご参加いただけるので、個人的にはこれが嬉しかったりします。

 

 

チケットは「1台=3300円」です。

 

二人乗りであろうが、4人乗りであろうが、6人乗りであろうが、「1台」です。

 

そして、どういうわけかポップコーン2つと、ペットボトル2本が付くみたいです。

たぶん、まともにモトが取れていないと思うので、寝る前にイオンシネマさんの方角を向いて「あざす!」と言ってください。

 

日程は、場所によって微妙に違います。

 

【5月14日】
イオンレイクタウン 19時〜
イオンモール四條畷 【完売】

 

【5月15日】
イオンモール名取 19時〜

 

【5月22日】
イオンモールむさし村山 19時15分〜
イオンモール佐賀大和 【完売】

 

 

といった感じです。

チケットはイオンシネマさんの「ドライブ・イン・シアター」のHPでチェックしてみてください。
よろしくお願いします。

 

※こちら→https://www.aeoncinema.com/cinema/drive-in-theater/schedule/ 


 

 

 

そして、もう一つ。

 

月に2回、隔週で、僕の友達を自宅に招いて、酒を呑みながら、「今やっていること」や「これから仕掛けること」などを話す月額590円のYouTubeのメンバーシップ『スナック西野』をやっております。

 




今週のゲストは「幻冬社の箕輪さん」。

 
『世間一般の集客の間違った認識』の話から始まって、エンタメからビジネスの話まで展開しています。

二人ともベロベロに酔っ払っているので、是非、家で呑みながら観ていただけると嬉しいです。

 

先々のゲストは「ダイノジ大谷さん」「IT評論家の尾原和啓さん」「ホリエモン」です。
皆、すでに撮り終えたのですが、全回、オススメです。

 

興味がある方は、僕の公式YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所』の動画の画面の下にある「メンバーになる」をクリックしてください。

 

※コチラ→https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg/join 


 

 

 

宜しくお願い致します。

 


そんなこんなで今日の本題です。

今日は『お金』にまつわるお話をしたいと思います。

 

よく言われていることですから、日本人は皆、「お金」のことをまったく学ばずに大人になってしまっているから、こんな話もあまり聞くことがないと思うんですけど…

 

たとえば、人目につくところで「お金」の話をすると、結構な数の日本人は「銭ゲバだ〜」とか言っちゃうじゃないですか?

少し厳しい言い方をすると、あれは知識不足からくる「思考停止」で、とても野蛮な行為だということを分かっておいた方がいいと思います。

 

というのもですね、「お金の話」って、テーマが、だいたい3つぐらいに分かれてるんです。

ザッと…

 

・「お金稼ぎ」として、お金の話。

・「テクノロジー」としての、お金の話。

・「歴史」としての、お金の話。

 

といったところ。

 

まず、大前提として、お金の使い方や考え方は「他人の問題」なので、そこはキチンと線を引いてください。

 

政治家の税金の使い道に口を挟むのは結構ですが、個人のお金の使い道や考え方に口を挟むような恥ずかしいことだけは絶対にやめましょう。

 

で、それぞれ駆け足で説明させていただくと、まず、「お金稼ぎ」として、お金の話があります。

おそらく、90%近い人達が興味を持っている話です。


「銀行の預金残高をなるべく増やすには、どうすれば?」といった。

「月収を増やす為にはどうすれば?」といった。

 

どこまでいっても他人の人生ですから、そういう人がいていいし、批判されるべきではないと思います。

まぁ、ここは、いろんなところで取り上げられているので、皆さんも想像が着くと思います。

 

 

次に、「テクノロジー」としての、お金の話があって、ここに興味を持っている人っているんです。

肌感だと、全体の7%でしょうか?

お金って、その時代時代の「先端技術の粋を集めた代物」なんです。

 

金貨とか銀貨には「鋳造技術」が必要だったわけだし、

紙幣には「印刷技術」が必要だったわけだし、

「送金」といったって、実際にお金を運ぶわけじゃなくて「数字」を山の向こう海の向こうに飛ばすわけで…そこで辻褄を合わせる為の「送金技術」というのが必要だったわけだし、

クレジットカードも、電子マネーも、そして、仮想通貨も全部「技術」なんですね。

で、この「技術・テクノロジーを面白い」という人がいるんです。

 

そして、最後に「歴史」としてのお金の話があります。

ここが好きな人がいます。

僕の肌感だと全体の3%。

 

僕らが歴史の授業で習ったお金の成り立ちって「もともとは物々交換で〜、それが立ち行かなくなって、媒介物としての『お金』が生まれて〜」みたいな感じだったと思うんですが、あれは、ちょっと違うんですね。 

 

というのも、お金の誕生から今に至るまでの歴史をどれだけ駆け足で喋っても、たぶん、3〜4時間かかるんです。

お金の歴史って、「国家と宗教と抜け道の興亡史」で、国によって、成り立ちが全然違うんです。

 

旧約聖書には、「あんたの兄弟から利子をとっちゃダメだよ」って書いてるんです。

ユダヤ教は、「外の人間に対しては利子をとってもいいけどさ」みたいなルールだったのですが、でも、「同胞」から利子を取ることは、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も禁止されてたんです。

利子を取ることを禁止にしたら、「じゃあ、銀行はどうやって回したの?」って話じゃないですか?

ここで、見事に抜け道を見つける人が出てきて、これは、もうドラマなんです。

 

お金の歴史は、ドラマとしてメチャクチャ面白いんです。

 

 

でね、今の話を聞くと分かったと思うのですが、「お金の話」といっても……


・「お金稼ぎ」として、お金の話。

・「テクノロジー」としての、お金の話。

・「歴史」としての、お金の話。


…で、内容が全然違うんです。

ここを分けて考えなくちゃいけない。

 

「テクノロジー」としてのお金の話をしているのに、「銭ゲバや〜」と言ってしまうのが、お金リテラシーの低い日本人です。

 

僕、お金稼ぎには本当に興味がないんですが、それを言うと、「そんなこと言って、お金の話をしとるやないか〜い!」といったツッコミをする人がいるのですが、このツッコミがいかにズレているかが伝わったと思います。

 

ちなみに、僕の興味の順でいうと、


・「歴史」としての、お金の話。

・「テクノロジー」としての、お金の話。

・「お金稼ぎ」として、お金の話。

 

です。



そして、それを象徴するような出来事が今回ありました。


5〜6年ぐらい前にブロックチェーンという技術を勉強したくて、一応、自分の興味をひく為に10万円分、ビットコインを買ってたんです。


3000円とかだったら、面倒になった時に離れそうだったので、西野を画面にへばりつかせておく為の10万円です。

 

そして、そこでブロックチェーンの仕組みを理解して、それで僕の目的は達成したんです。

興味があったのは「テクノロジー」だったので。



なので、そのままほったらかしにしていた。

そして、ほったらかしにしたことも忘れていたのですが、今、やっとります『【キンコン西野と学ぶ】仮想通貨勉強会』で、そういえばビットコインを買っていたことを思い出して、5〜6年ぶりに取引所を覗いてみたら大化けしていました。


 



高級外車が変えるぐらいです。

が、ここには興味がないので、なんか、サロンで面白いことに使います。

 


お金稼ぎの話はありませんが、今やっている『【キンコン西野と学ぶ】仮想通貨勉強会』が超絶面白いのでオススメです。

ほんと、いろいろ勉強になります。


初回のアーカイブもご覧いただけますので、途中参加も全然オッケーです。

 

 


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