本題に入る前にお知らせをさせてください。

一つ目は毎度お馴染みとなっておりますが、2021年5月末に発売が決定した西野亮廣の絵本最新作『みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~』の御予約がAmazonや楽天等で始まっております。



こちらは『映画 えんとつ町のプペル』から3年後の「えんとつ町」が舞台となっている物語ですが、「世界が繋がっている」というだけで、映画のストーリーと直接繋がっているわけではないので、映画を観ていない方にもお楽しみいただけます。

そして、この絵本のサイン本の御予約も承っておりまして、こちらは『キンコン西野のサイン本屋さん』というオンラインショップで対応させていただいております。


『キンコン西野のサイン本屋さん』は、今回の作品だけじゃなく、キンコン西野の過去作全てのサイン本の対応をさせていただいていて、「西野が注文を受けて、サインを入れて、梱包して、配送する」という内職をかれこれ4年〜5年続けさせていただいております。気になる方は是非、『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。


 

 

そして、もう一点。

今、僕が運営しているオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では「地方創生」に力を入れておりまして、その事業の一つとして「旅館」作りを始めることになりました。

まだ何も決まっておりませんが、旅館が出来上がるまでのイチイチを共有しようと思いまして、今回は、「旅館」の設計についてのガチンコ会議を、3月17日の17時30分から生配信させていただきます。

興味がある方は『CHIMNEY TOWN BASE』で検索してみてください。

参加チケットは300円で、現在、参加者は【2600名】となっております。
アーカイブも残りますので、リアルタイムで立ち会えない方にもお楽しみいただけます。

是非、よろしくお願いします。


 

 

 

そんなこんなで今日の本題です。

 

「投資」という選択肢を子供に与えよう

子供と一緒に学ぶ!とっても大切な『お金』の話





今は、コロナ中ですから控えていますが、僕はよくサロンメンバーさんと呑みに行くんですね。

基本、僕は自分が喋ることよりも、他人の話を聞く方が好きなので、今、困っていることや、次に仕掛けることをずっと聞いています。
で、面白そうだったら、その場で、一緒に仕事をすることを決めたりしています。

年齢層は本当に幅広くて、学生から、60代、70代の方もいらっしゃいます。
 



その中には、子育て中のお父さんお母さんもいらっしゃって、彼らの心配事って、やっぱり「子供の将来」なんですね。
当たり前ですけど、子供は守り抜きたい。


その時に必ず上がってくるのが、「お金」の問題で、日本って、学校教育で「お金」の勉強をしないから、「お金」の扱い方を知らないまま、「お金」を扱う大人になっちゃうじゃないですか?

無免許で車に乗るようなものです。

それって、やっぱりメチャクチャ危険なんですね。
我が子をそんな危険な目に遭わすわけにはいかないんだけど、「でも、何から教えれば…」という悩みを、結構な数のお父さんお母さんが持たれている。

たしかに、「学校が教えてくれない」となると、家で教えるしかないわけです。

 
そこで、ちょっと考えてみました。


「お金」の使い方って、「消費」と「浪費」と「投資」の三つがあるじゃないですか。

「消費」というのは、生きていく上で必要なお金。
「浪費」というのは、必要以上の出費や、無駄な贅沢。
「投資」というのは、後々のリターンに費やすお金。

 
あとは「貯金」というのもありますね。

ちなみに、ゆうちょ銀行だとか、JAバンクとかに預けるお金を「貯金」と言って、いわゆる銀行に預けるお金は「預金」と言いますが…ややこしーので、ここでは「お金を貯めること」を総称して「貯金」と言わせていただきます。

 

このことを踏まえて、子供に憑依して、自分が何かお手伝いをして、お小遣いをもらったとする。

 
で、「何に使うかなぁ」と考えてみたんですけど…まず「消費」という選択肢は無いですよね。
それは親が肩代わりしてくれているので、子供がお小遣いから家の水道代を支払うことは無い。

残ったのは、「浪費」と「貯金」と「投資」なのですが、よくよく考えてみたら、「子供の投資先」って無くないですか?

投資には「自己投資」も含まれていて、あんまりいないですけど、たとえば「勉強したいから、本を買いたい」という子供がいても、そのお金、ぶっちゃけ親が出すでしょ?

だって、明らかに子供の為になるんだもん。親心としては、我が子の未来に投資するでしょ?
つまり、「子供の自己投資」の費用って、親が肩代わりしている。

 
じゃあ、「自己投資」という選択肢はなくなる。

 
となると、 残ったのは「株式投資」か「先行投資」です。まぁ、子供の小遣いで「株式投資」はちょっと現実味がないので、省いたとして、あとは先行投資ですか?

「作業効率を上げたいから、この工具を買う」みたいな。

それって、ドラクエの世界とかでは「武器を買う」ということで、普通におこなわれていますが、現実世界では、あまりないですよね。

 

つまり、子供のお金の使い道って「浪費」と「貯金」ぐらいしかないんです。
これ、どちらも、「お金が増えない、お金の使い方」です。

「お金が増えない、お金の使い方」しかしていないと、当然、「お金の増やし方」は身につかない。

 
やっぱり「投資」を勉強することが必要だと思うんです。

 

「じゃあ、どうすれば子供に投資を学ばせられるか?」と考えてみたんですけど、たぶん、僕だったら、「お皿洗い」のお手伝いをしたら、お駄賃として1日10円あげます。

すると、子供の月収は300円ですかね。

でね、僕に500円を支払ったら「食器洗い乾燥機」を買うことを子供に約束します。

その上で、

・1日10円でお皿洗いを続けて、お金が貯まったら、おやつを買うか?

・50日後に「食器洗い乾燥機」を買って、そこから先は「食器洗い乾燥機」に働かせて、その売り上げで、おやつを買うか?

……の2択を子供に出します。

 

家電って、分かりやすい「投資」じゃないですか?
どうせ、一家に一台買うのであれば、親が買うのではなくて、子供に買わせて、子供の投資の勉強にあてた方がよくないですか?


「ああ、こうすりゃ、時間とお金を作れるじゃん」という成功体験をいくつ作ってあげるか?というのが大事なんだと思います。

 

 

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