本題に入る前に近況報告をさせてください。

今日で最後のお知らせとなりますが、クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集させていただいております『西野亮廣オンライン講演会  ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者数が【1万4200名】を突破しました。
本当にありがとうございます。

そして、募集締め切りまで、【あと11時間】です。

こちらのクラウドファンディングは、かなり珍しいケースでして、リターンを「講演会に参加できる権」の一個しか用意しなかったのですが、実は実は僕がこれまでに仕掛けたクラウドファンディングの中で最高支援額を叩いておりまして、「締め切りまで残り11時間」の時点で、支援者数が1万4205名、支援総額が7528万1200円となっております。

僕も長いことクラウドファンディングをやっておりますが、今回の企画内容とその結果については、かなり「語りシロ」「分析シロ」があると思うので、どこかで改めてお話ししたいと思います。

集まったお金はサイトの手数料等を抜いた全額を映画のチケットプレゼントに充てさせていただきます。

今の時代の人の巻き込み方やモノの届け方について、一歩踏み込んだお話をさせていただきます『西野亮廣オンライン講演会  ~マーケティング講座【上級編】~』に興味がある方は、クラウドファンディング「SILKHAT」内のプロジェクトページから是非、ご参加ください。

募集締め切りまで、【あと11時間】です。



 

そして、二つ目です。

映画『えんとつ町のプペル』の公開まで、あと1週間と迫り、もしかすると、すでに試写会での評判をお聞きの方もいらっしゃるかもしれません。

試写会にはいろんなパターンがありまして、「初号試写」と呼ばれる完全関係者向けのものや、メディア向けの試写会や、先日行われた「完成披露試写会」という一般の方も観られる試写会や、他にも、「どの作品を観るか分からない状況で集められた方」が観られる試写会だとか…いくつかあるのですが、その全てで、メチャクチャ評判がいいんです。

ここに関しては1ミリも話を持っていなくて、モニター調査みたいなものをおこなっていて、満足度でいうと、過去に類を見ない数字が出たんです。

ちなみに、タレントの乙武さんも試写会を観に来てくださって、昨日、YouTubeに動画をアップしてくださいました。

とにかく、メチャクチャ評判がいいです。

 

そんな中、昨日、『映画 えんとつ町のプペル』の公式ツイッターでお知らせが出まして、そこには…


・初日最速上映舞台挨拶
・初日舞台挨拶
・初日舞台挨拶全国中継

 
…という文字が並んでいました。

「詳細は12月18日(今日!)18時頃にお知らせ予定です」とありますので、『映画えんとつ町のプペル』の公式ツイッターを要チェックです。

今日の夕方18時頃に「初日最速上映舞台挨拶」「初日舞台挨拶」「初日舞台挨拶全国中継」についての発表があります。

お楽しみに。

 
 

そんなこんなで、本題です。

 

本日、僕史上初となるエッセイ『ゴミ人間  ~日本中から笑われた夢がある~』ともう一冊、『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』が二冊同時発売されます。

正直に白状しますが、このタイミングでの新刊発売は、お気づきのとおり、映画公開に合わせていっています。

実は最近、テレビにもたくさん出させてもらっていて、なんか売れっ子タレント感を出していますが、ここまで派手に前に出るのは、映画公開までです。

もともと表に出るお仕事はそんなに得意じゃないので、映画公開が落ち着けば大人しく日陰に帰ります。

ただ、今、こうして注目していただいている間に伝えなきゃいけないメッセージはあるなぁと思っていて、中でも、挑戦することを選んで、結果、日本中から笑われて、叩かれた日々のこと、その時の想いは、今現在、同じような目に遭っている人達に届けなきゃいけないなぁと勝手に思っています。

 

最近、よく言われるんです。

「そういえば、私も、昔、西野さんのことが嫌いだったんだけど、今考えると、何で嫌いだったか分かりません」とか、「当時、皆と一緒になって西野さんを叩いていたけど、叩いていた理由を忘れました」とか。

もちろん、これらは好意的な意見というか「今は応援していますよ」という声なのですが、これって、結構残酷だなぁと思うんですね。つまるところ集団心理じゃないですか。

内容を理解した上で叩いたわけじゃなくて、「皆が叩いているから叩こう」という。

そこに明確な理由がないから、今となってはもう、何で叩いたか覚えてないんです。

 

本音を言うと、やりきれない気持ちはありますよ。

今年、コロナで追い込まれた人達が、皆、クラウドファンディングをやって、そこで助け合いが生まれました。

「でも、ちょっと待ってくれ」と。「あんた達、全員、今から8〜9年前にクラウドファンディングという選択肢を提案した西野に対して、『詐欺師』だの『銭ゲバ』だの、言ってたじゃないか。西野は勿論のこと、西野と一緒に行動している友達やスタッフにもたくさん石を投げてたじゃないか」という気持ちはあります。

そこが消えることはたぶん無いんです。

ただ、その一方で、話を聞いてもらえるようになるまで、すごく時間がかかったけども、クラウドファンディングを選択肢として根付かせることが目的ではあったので、「これで良かったんだ」という気持ちもある。

ここは結構、複雑です。

 

挑戦というのはその連続で、まず、皆、叩くんです。

しかも叩いている側の人達は、相手に致命傷を与えているのは「傷の深さ」だと勘違いしている。
だから、自分が投げた小石はカウントしていない。

ただ、叩かれている側が、傷ついたり、時には人生を終わらせようと思ったりするのは、「傷の深さ」なんかじゃなくて、「量」なんですね。
「なんか気持ち悪い」という軽い一言でも、それが1万件届けば、自分はもうこの世界に必要とされていないんじゃないかと思ってしまう。

だけれど、いつだって時代を作っているのは、皆に選択肢を与えているのは、そうやって心無い言葉を浴びせられた側の人間で、僕はその痛みをすごくすごく知っているので、「それ、僕も経験したよ」と伝えることで、少しだけ寄り添えるかなぁと思って、『ゴミ人間』というエッセイを書きました。

『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』の方は、そんな僕を間近で見て、ずっと支えてくれた友人やスタッフにもスポットが当たっていて、この二冊とも、今挑戦している人に読んでもらいたいです。

 
『ゴミ人間  ~日本中から笑われた夢がある~』と『別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣』は、本日発売です。
お近くの書店で。




西野亮廣(キングコング)







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2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』

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