映画『えんとつ町のプペル』の公開まで、後29日となりました。
活動報告からさせてください。
二つあります。

 
一つ目は、ベアブリックを出されている『メディコム・トイ』さんから、『えんとつ町のプペル』のフィギュアが出ました。
これが結構イイ感じで、僕的には、箱に入っているまま部屋に飾ることをオススメします。

「えんとつ町のプペル フィギュア」で検索すると出てくると思うので、要チェックです。

 


そして、二つ目。

毎度お馴染みですが、クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集させていただいております『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者数が6800名を突破しました。本当にありがとうございます。

応募の締め切りまで、後20日間ほどですが、これ、最終的に何人になるんですかね?

 

下心を言うと、この講演会には映画『えんとつ町のプペル』のムビチケ前売券が付いてくるので、個人的には増えれば増えるほど嬉しいです。

やっぱり、本当にたくさんのスタッフさんが連日死ぬ物狂いで制作に当たってくださっているので、この作品は一人でも多くの方に届けたくて、その為に、できることは全部やると決めているんです。

これまでも何度も言ってきましたが、あらためて、映画『えんとつ町のプペル』って弱小中の弱小なんですね。

ただ、言っちゃうと、1軍の試合には出ているんです。これが今回の勝負の面白いところですね。

 

最近、映画館に行かれた方は目撃していると思うんですけど、映画『えんとつ町のプペル』の予告編の横並びって、もう、ビッグタイトルしかないんですね。

人気アニメの映画化だったり、人気ドラマの映画化だったり、まぁ、アニメだけでも『鬼滅の刃』『ドラえもん』『ポケモン』『ヱヴァンゲリヲン』といった並びに、突然、『えんとつ町のプペル』です。何故か、突然、絵本作品です(笑)

 

勢いだけで挑んでしまうと爆死することは決定している戦なので、こうして毎日、草の根運動・ドブ板営業をおこない、生存確率を少しずつ上げております。

この活動がどういった結果をもたらすのか、見届けていただけると嬉しいです。

『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』に興味があるかたは、クラウドファンディング「SILKHAT」のプロジェクトページから、検索してみてください。


 

さて。

そんなこんなで昨日は『スナック西野』の収録がありました。


『スナック西野』というのは僕がやっているyoutubeの有料チャンネル(月額590円)なんですけども、昨日のゲストは、SBヒューマンキャピタル株式会社代表取締役の木崎秀夫さんです。

オークション型キャリア転職サイト『キャリオク』を提供する会社の社長さんですね。

 



CMをさせてもらっているから言っているわけじゃなくて、この『キャリオク』というのは本当に「フェアなサービス」だなぁと思っていて、まぁ、要するに求職者が「経歴」や「希望勤務地」や「希望年収」などを登録して、そこから後はオークションなんですよ。Aの企業から「この条件でどうですか?」というオファーが届いて、Bの企業から「ウチはこの条件で」というオファーが届いて、後は、求職者側が「コッチ」といった感じで選ぶ。

これって、雇用される側とする側の関係がフラットじゃないですか?

やっぱ、そうであるべきだなぁと思うんですね。

会社なんて、ただの箱だし、社長は社員を食わそうと思っていますが、社員がいないと食っていけないのも事実で、そこに「偉い」「偉くない」はないと思っています。あるのは、「役割」だけ。

 

で、僕も自分のところの若手社員やインターン生に、「ちゃんとお金と集客の勉強をして、独立できる身体にしとけよ」と言うんです。「いつでも独立できる」という状態で一緒にいた方がフェアじゃないですか。

僕自身、背筋が伸びるんです。

「株式会社NISHINO」という環境を面白いものにし続けないと、皆が、ここに集まっている意味がないので。

カジュアルに転職ができる世界って、経営者が頑張り続けなきゃいけないので、経営者にとってもプラスだと思うんです。

僕が『キャリオク』を応援している理由です。

 

で、詳しくは放送をご覧いただきたいのですが、そんな『キャリオク』を手掛ける木崎社長に、「今、何に興味がありますか」と質問させていただいたところ、「青少年の仕事体験」と即答されたんです。

「仕事というものを知った上で、学校で勉強を習った方が、自分ゴトになるから」とおっしゃられていて、本当にそうだなぁと思いました。

 

僕、先日、「お金の話が『お金稼ぎの話』にしか聞こえない人」というテーマでお話しさせていただいたんです。

クラウドファンディングの説明をする人に対して、「銭ゲバですね」と返しちゃう人のことです。

それって、「ハサミの使い方」を説明している人に対して、「本当にお金稼ぎが好きですね」と言っているようなものです。

ついには、「お金の成り立ち」とか「銀行の成り立ち」という歴史の話に対して、「本当に、お金稼ぎが好きですね」という感想を持ってしまう人がいて、「マジで1ミリもお金稼ぎの話をしていないのに、どうしてその人には、そう聞こえるんだろう?」と考えたところ、雇用されたことしかない人には、少し想像しにくい部分があるんだろうなぁと思いました。

 

僕、同じ話をしても、テレビだと銭ゲバ扱いされるのですが、起業家さんが集まる場所では、そんな扱い、一度も受けたことがないんです。

僕が言っているのは「世の中を面白くするためにはどうすればいいか?」の一点なので。

「その為に解決しなきゃいけないお金の問題があれば解決します」「その為に解決しなきゃいけない集客の問題があれば解決します」をずっとやっているのですが、そういうことをやったことがない人や、やろうと思っていない人には、どうしても伝わらない。


分かりやすいところでいうと、「英語」がそうです。


仕事で海外に行く機会が増えて、そこで分かったんですが、海外でのコミュニケーションで必要なのは、文法とかの前に「ノリ」なんですね。萎縮していると、いつまでたってもコミュニケーションはとれない。それって、日本でもそうじゃないですか。

逆に「ノリ」さえあれば、なんとでもなる。

去年、仕事でニューヨークに行った時に、ちょっとした空き時間ができて、調べたら少し外れたところで、面白そうなサーカスをやっていることを見つけたんですね。ただ、もう、開演時間が迫っていたんです。

後輩のホームレス小谷君と慌てて、タクシーに乗って、タクシーの運転手さんに地図を見せて、とにかく急いで欲しかったんですけど、こちとら慌ててるから「Please Hurry!」的な英語が出てこなくて、結局、出てきたのは「ゴッドスピード、GOGOGO!」だったんです。でも、それで十分伝わった。「とにかく急いでるんだな、OK!」みたいな感じで、タクシーの運転手さんが爆走してくださったんです。

 

なんか、出川さんの英語が「出川英語」みたいな感じでバカにされる感じがありますが、英語の文法がキチンとできているけど、喋りかけられないヤツよりも、あの方がよっぽど伝わるんです。

僕、ラオスに小学校を建てたので、時々、ラオスに行きますが、ラオス語なんて一つも知らないです。

だけど、村の子供と遊んだり、村の大人とご飯を食べて、なんか会話しています。

どの国に行っても、基本、その調子なのですが、それを繰り返していると、だいたい「よく使う言葉」とかが見えてきて、それだけ覚えときゃいいっか…みたいになる。


で、話を戻すと、学校で学ぶ英語って、現場感の知らないままインプットしているので、入ってこないんですよね。

インプットの優先度を知らないままインプットしても、意味がない。無駄が多いんです。

一つ確かなことは「This is a pen」は一生使わないです(笑)
それよりも、いい感じの笑顔で「OK!」と言える方が遥かに重要度が高い。

 

ホントに。ウチのスタッフは知っていますが、キンコン西野の「現地の子供の人気者になる能力」を見習って欲しいです。

英単語でいうと2つぐらいしか使っていないハズです。

 

木崎社長がおっしゃられていた「仕事というものを知った上で、学校で勉強を習った方が、自分ゴトになるから」というのは本当に真理で、これは他でも同じことが言えると思います。

せっかく勉強するのであれば、「現場感」とでも言いましょうか、そういったものを思い知ってから、勉強した方がいいと思います。

 

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2020年12月25日公開!
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