最初に近況報告と心境報告をさせていただきます。

こちらの報告は日課のようになっておりますが、クラウドファンディン「SILKHAT」内で募集をさせていただいております『西野亮廣オンライン講演会 〜マーケティング講座【上級編】〜』の受講者が4600名を突破しました。

マーケティング講座で、ちゃんと集客をしているので、それなりに説得力はあると思います。

今回は主に、経営者さん、個人事業主さん、クリエイターさん、および、それらを目指す人向けの内容になりますが、興味がある方は、是非、ご参加ください。


 
で、次に、最近、少し心境の変化があったのでご報告いたします。

実は僕、写真撮影が本当に苦手で、過去に、嫌すぎて撮影中に帰っちゃったことが何度もある筋金入りのクソ人間なんです。

僕のインスタグラムがいつまでも充実しないのはそれが原因だったりするのですが……最近、映画『えんとつ町のプペル』のプロモーションの一環として、僕がゴミ人間「プペル」の仮装をして、お客さんと一緒に記念撮影会をさせてもらっているんですね。
密にならないように、時間を細かく区切って。

昨日も名古屋であったのですが、作品が作品ですから、結構、ファミリーで参加される方も多くて、どこで子供を見る度に、月並みですが「この子がこのサイズであるのは、今、この瞬間だけだよなぁ」と思うんです。

そう思うと、自分の中で記念撮影の意味合いがググっと上がってきて、くわえて、こちらは仮装をしているもんだから、いつも発動する「照れ」みたいなものが無い。


おかげで、記念撮影会はいつもメチャクチャ楽しくて、とりあえず映画が終わるまでは、ずっと続けていこうと思いました。
写真撮影を前向きに捉えられるようになりました。というご報告です。

今度は、11月15日に東京で開催されるので、興味がある方は、是非、ご参加ください。

 

 

そんなこんなで本題です。

今日は「今、キンコン西野のオンラインサロンが面白い」というテーマでお話したいと思います。

今、僕が運営しているオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』は7万1000人のメンバーが在籍しています。
インスタの有料アカウントや有料noteでも同じ内容を発信していて、そのメンバーを合わせると、もう少し多いですが、カウントするのが面倒なので、Facebookグループだけでカウントして、7万1000人です。

 

かなり大きなサロンだと思うのですが、ある時から、「サロンメンバーを力技で増やす」というのを辞めたんです。

僕は「豪邸に住む」とか「高級車に乗る」といった贅沢の類に一切興味がないので、当然、サロンの売り上げを自分の懐に入れることには1ミリも興味がなくて、それらは、エンタメの投資や、被災地支援や途上国支援に使っているんですね。

で、下心を言うと、サロンメンバーが増えれば増えるほど、やれることが多くてなるのは確かなんです。

大きな規模のエンタメを仕掛けられるし、被災地の方や途上国の子供達を助けることもできる。

 

ただ、やっぱ「有料サロンの会員数」は、「サロンオーナーの器以上には増えない」というのが、なんとなく分かってきて、サロンメンバーを増やす作業と言うのが、あまり本質的(効率的)ではないなぁと思うようになりました。

サロンメンバーを増やしたいのならば、まずは自分の器を大きくしなきゃいけない。
誰もやったことのない挑戦をして、膝をブルブル震わせながら、それでも知恵と勇気を振り絞って「オリャー」と突っ込んでいく。

サロンメンバーというのは、その結果、増えていくものなんだろうなぁと思うようになりました。

 

厳密に言うと、「相変わらず、メンバーを増やしたいとは思っているけれど、順番が違うことに気がついた」といった感じです。

 

で、今、ウチのサロンは何といっても、映画『えんとつ町のプペル』に向けてまっしぐらです。
「映画『えんとつ町のプペル』を、どう届けていくか?」という物語ですね。

やっぱり、ウチの作品は、「テレビドラマの映画化」や「テレビアニメの映画化」ではなく、あまり聞かない「絵本の映画化」で、そもそもの認知度が無いんですね。

それこそ、ワンピースが映画化する時って、「0巻商法」とか言われんますが、入場者特典に、描き下ろしの漫画がついてきたりするじゃないですか。
ワンピースだと、150万部とか、今回の鬼滅の刃は、450万部とか。

僕は、それこそが「頑張って多くのファンを獲得した王者の戦い方」だから、いいことだと思っているのですが(僕もやりたい!)、ただでさえ、メジャーな作品が、そういう打ち手をとっちゃうと、ウチみたいな弱小チームは、ひとたまりもないんですね。

 
ただ、厄介なことに、そういう「絶対無理」の状況こそ萌える性格でして、これが強がりでもパフォーマンスでも何でもなくて、本当に萌えるんです。僕。

 
ワンピースとか、ポケモンとか、鬼滅の刃とか、エヴァンゲリオンとか、名探偵コナンとか、ドラえもんとか、クレヨンしんちゃん…といった、そういった神々の戦いに、どう割り込んでいこうか考えるのがメチャクチャ楽しい。

 

そこで、あれやこれやと策を練るわけですが、そこには色んな規制があったり、よりによってコロナがぶつかってきたり、全部が全部上手くいくわけじゃありません。
何ヶ月も準備してきたカードを「どうだ!」と切ったら、秒速で弾かれたりするんです。

ただ、そこで、めげたって何も始まらないし、環境を嘆いたって仕方がない。
挑戦者の環境は悪いのは、勝負の理なので、今更ビービー言ったって仕方がないんです。

 
今日、「今、キンコン西野のオンラインサロンが面白い」というタイトルを付けた理由は、映画公開に向けて走り回っているキンコン西野という映画業界では圧倒的弱者の七転八倒劇が、世のリーダーおよび、これからリーダーを担う人の参考や励みになるんじゃないかなぁと思ったからです。

 
おそらく、皆さん、先週一週間を振り返ると、何かしら理不尽な目に遭って、きっと、どこかが愚痴ったと思うんです。

ただ、その口がどうでもよくなるぐらい、今の西野は、山ほど理不尽な目に遭っていて、それでいて1秒も愚痴らず、秒速で代案を出しています。
結果的に、サロンの宣伝になっちゃっているのですが、ただ、今の西野は「見もの」です。

 
ちょっと覗いてみてください。



西野亮廣(キングコング)

 


 
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓

▼Instagram版はコチラ↓

━━━
2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』

▼オンラインムビチケ(特典付き)の購入はこちら↓