僕はコメント欄を見るのが好きで、オンラインサロンの記事のコメント欄なんかは毎日全部読ませていただいています。

ご意見を全て反映することはありませんが、自分の投げている球がどれだけハマっているのか、また、どれだけ外れているのかを知るために、全て参考にさせていただいております。

お客さんの需要からハズれた球を投げる時は、『ハズレている』ということを知った上で投げたい派なんてす。
その方が腕の振りに躊躇いがなくなるので。

もちろん、ご意見を反映させていただくこともあります。
それが今回なのですが……
先日、『えんとつ町のプペル』のダンスバージョンの振り付けを、akaneさん主催のアカネキカクさんが、幼稚園と保育園の先生方を対象に無料でオンラインレッスンしてくださることをYouTube&Voicyでお伝えした時に、こんなコメントが届いていたんです。


「幼稚園と保育園だけじゃなく、障害を持った子供も通っている児童発達支援でも、この企画やってもらいたいです」

「幼稚園や保育園に通えない我が家の息子は児童発達支援に通ってますが、そういった子にもスポットが当たるといいなぁ、、。発達障害児もみんな一緒キラキラ輝いていますよね。スポットがなかなか当たらないだけ」

「とてもいい企画なので、児童発達支援にスポットが当たりますように」

 
 
「幼稚園や保育園に通う子供達に楽しんでいただけたらいいなぁ」というのと、あと、akaneさん的には、「子供がダンス練習に夢中になれば、普段、忙しくされている親御さんや先生方の手が相手、少し休ませてあげられるのでは?」という狙いもあって、無料オンラインレッスンの対象を「幼稚園・保育園の先生&職員さん」とさせていただいたのですが、
もちろん、児童発達支援に通っている子達も、この国の宝であり、僕らの希望です。

そしてその子達のお父さんやお母さん、はたまた先生や職員さんも毎日頑張っておられるわけで、僕ら的にはそこを見捨てるというのはありえない話なんです。

「食う」「寝る」に比べたら優先度は低いかもしれませんが、エンターテイメントにできることは「寄り添う」や「支えになる」だと思っていて、「ここは徹底的に寄り添おう!」ということで、アカネキカクさんが無料オンラインレッスンの対象を「幼稚園・保育園・児童発達支援の先生&職員さん」にしてくださいました。



この企画はアカネキカクさんが圧倒的に大変なんです。
とにかく、メチャクチャ忙しい人達であることは間違いないんです。

でも、この企画って、僕がお願いしたわけでも、東宝さんとか、電通さんとか、吉本興業がお願いしたわけでもなくて、アカネキカクさんの方から、「こういうことをやりたい」という提案いただいて、今回の変更にしたって、「そんなの勿論やらせていただきます」と。

 ※無料オンラインレッスンの応募はコチラの動画の概要欄から↓



テレビをつけても、SNSのタイムラインを覗いても、今は本当に殺伐としていて、大人がよってたかって弱者を攻撃していたり、過ちを犯した人を社会復帰できなくなるぐらい叩いたり……なんかロクでもないじゃないですか。

そんな中、こうして、大変なのは百も承知で「楽しいことをしよう」と声を上げてくれる大人がいて、少数派かもしれませんが、自分も常にそっち側でありたいです。

 
その起爆剤として『えんとつ町のプペル』を選んでいただいたことはとても光栄なことで、僕ができるバックアップは全てさせていただきます。
やっぱり、世界は楽しい方がいい。
そして、楽しいものを求めている人達を、誰一人見捨てない。

もし、YouTubeに『えんとつ町のプペル』のダンスバージョンの動画をアップされた方がいらっしゃったら、ツイッターで僕にメンションを飛ばして、動画のリンクを貼って教えてください。
シェアさせていただきます。
もちろん、子供だけじゃなくて、大人の方のダンスも。

 楽しい未来を迎えに行きますので、宜しくお願い致します。



西野亮廣(キングコング)


▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓

▼Instagram版はコチラ↓