昨日、スタートしたクラウドファンディング「西野亮廣×鴨頭嘉人コラボ講演 ~夢とエンタメで世界を変えていこう~」が、プロジェクト立ち上げから7時間44分で、目標金額の2000万円を突破しました。
たくさんのご支援、本当にありがとうございます。


【西野亮廣×鴨頭嘉人】
 https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/2037




知らない方の為に、このプロジェクトの概要をあらためて御説明させていただきます。

こちらは、YouTube講演家の鴨頭嘉人さんとチーム鴨頭の皆さんが仕掛けてくださった、言わば「西野亮廣応援企画」でして……僕と鴨頭さんのコラボ講演を、なんと3週間後に東京国際フォーラムでおこなうのですが、なんとなんと、その収益を全額、映画『えんとつ町のプペル』のチケットの購入代金にあてて、そのチケットを子供達にプレゼントしてくださるというのです。
もう、とんでもない規模の支援なんです。

 

昨日は丸一日、映画のアフレコ収録がありまして、その合間合間でスマホをチラチラと見ながら、今回のクラファンの動きを追わせていただいたのですが……Twitterのタイムラインを見ると、チーム鴨頭の皆さんが一丸となって、「行け〜!」といった感じで、応援してくださっているんです。

もう一度言いますが、これは自分達の為にやっているわけではなくて、動機は「今回は西野亮廣を勝たせる」の一点なんです。

 
本当はお一人お一人に会いに行って、キチンを御礼しなきゃいけないところなのですが、映画制作が佳境に入っていて、今はどうしても現場を離れられなくて……なので心の中で「ありがとうございます」と言って、スマホを閉じ、また映画制作に戻りました。

今、チーム鴨頭の皆さんをはじめ、本当にたくさんの人が映画『えんとつ町のプペル』を、そして『西野亮廣』を応援してくださっています。

 
一度、『♯えんとつ町のプペル』でエゴサーチしてみてください。今、応援の輪が本当に、すごいことになっているので。

 

昨日もお話ししたのですが、今年は皆大変です。
100年に一度のウイルスに襲われて、僕らは今日も溺れそうになりながら、その乗り越え方を探している。
皆、不安で不安で仕方ないと思うんです。
自分のことでやらなくちゃいけないことがまだまだある。

そんな中、僕の挑戦にその大切な時間を分けてくれて、「西野、頑張れ〜」と言ってくださっている。

 
本当に本当にありがたいし、罪深いなぁと思っています。

 
よく、映画制作の現場で、監督が怒鳴り散らしてたりするじゃないですか?
…というか、監督って、なんか怒ってますよね? 
前にある椅子を蹴ってるイメージありません(笑)?

 
僕、身体がナヨナヨしているので、怒鳴ったり、モノに当たったりしても似合わないから、ああいう表現はしないのですが、
あの「怒り」は、すごくよく分かります。


これは、映画に限らず、リーダーと呼ばれる人や、経営者もそうだと思います。

「怒鳴りちらすのは人としてどうなんだ?」という真っ当なご意見もありますが(超わかるよ!)、しかし一方で、リーダーは、この背景、このセリフ、この音楽、このワンシーンを存在させる為に、どれだけの人が動いてくださったか、そして、動いてくださった方々の顔かを常に想像しています。
その人達が、どれだけのものを犠牲にしてくれたかを知っているんです。


僕はありがたいことに「一緒に働きたい」という声をよくいただいて、それこそサロン内で学生インターンを募集すると、毎回、一瞬で数百人の応募がくるんです。

でも、彼らに、よく言うんです。



「その程度の覚悟なら、僕に近寄って来ないでくれ。そのペースで走りたいのであれば、僕の隣なんかよりも、もっともっと居心地の良い場所がある」



僕はあなたの首根っこを掴まえて、「僕の隣で働け」とは絶対に言わないんですね。
「他所でやります」と言われても、一切引きとめない。どうぞどうぞ。

ただ、あなたの意思で、「西野の隣で働く」というのであれば、覚悟は決めて欲しい。

1000時間かけようが、それがツマラナイものであれば、僕は1秒でゴミ箱に捨てます。
恨むのなら、好きなだけ恨んでもらって構いません。
ただし、恨む相手を間違っちゃいけない。

ここは「これだけ頑張ったのに」が通用する世界じゃない。
一番悪いのは、1000時間かけているのにツマラナイものしか作れない自分です。
「恨むなら、自分の弱さを恨め」といったところです。

 
時々、僕は、見る人が見れば「血も涙もないような判断」をする場合があります。

それこそ、「これ、デモなんですけど」といってあげてきてくださった時に、それが、たとえ完成度でいうと10%程度であろうが、そこには、その人が今回の仕事にかけている想い・姿勢が全部出るじゃないですか。

そこで、流れ作業のようなものを出してこられる方とは、もっというと血の匂いがしない方とは、僕、二度と仕事をしないんです。
もう二度と会わない。

理由は、その人が可愛そうだから。
ここは、そんな人が生きられる世界じゃない。


そして、何より、この背景、このセリフ、この音楽、このワンシーンを存在させる為に、どれだけの人が動いて、どれだけのお金が動いて、どれだけ人が、ここに立ちたくても立てなかったを知っているからです。

応援されればされるほど、現場では人としていられなくなって、鬼みたいになっちゃうんですけど、でも、ここは、そういう世界なので、それでいいと思っています。

 
この話を聞いて、「上等じゃねぇか」という方がいらっしゃいましたら、株式会社NISHINOのインターンを受けるか、もしくは、ウチの若手社員やインターン生から話を聞いて見てください。

本気でエンタメをやる気があるのであれば、この上ない環境であることは間違いないです。

ただ、「同い年で、せめて日本一ぐらいはとっとけよ。みっともねぇな」という領域での打ち合いになるので、参加されるのであれば、それぐらいの感じでお願いします。



なんじゃかんじゃで、すっかり徹夜になっちゃったのですが、今日はスタートが早くて、これからもうアフレコ収録です。

頑張ってきます。
あなたも頑張って。
 
  

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