僕はVoicyという音声メディアを利用させてもらっているのですが、毎朝なるべく7時配信を心掛けています。

この「なるべく」というところがポイントで、時々、7時に配信されないことがあるんです。

そういう時、僕は「配信が遅れてすみません、少しバタバタしてまして」と言うのですが、これは完全に嘘で、遅れている原因はシンプルに二日酔いなんです。


ビジネス系YouTuberと呼ばれる方のYouTubeを好きで見るんですが、そこでは、よく「飲み会の2軒目には行くな」とか「意味のない飲み会をするな」とか言われていて、その都度落ち込むのですが、僕、2軒目に行くし、意味のない飲み会しまくっているんです。


飲み会の後半の記憶なんて全くないので、驚くほど無駄な時間で、そして決まって翌朝は二日酔いで死んでしまって、「もう二度とお酒は呑まないぞ」と決めるのですが、その晩、呑みに行っちゃうので殺してください。

そんなこんなで、今朝は記録的な二日酔いで、 Voicyの配信が遅れました。

なんで、そんなに呑んだかというと、昨夜、初回収録となった「スナック西野」が楽しすぎたんです。

 




この「スナック西野」について、あらためてご説明させていただきますと…

 

「スナック西野」というのは隔週でゲストをお呼びして、西野宅でひたすら呑んで語っているところを配信するYouTubeの月額590円の有料チャンネルです。

いわゆる「宅飲み配信」ですね。

今、時代を牽引しているクリエイターが呑んで酔っ払って喋っているところって、なかなか見れないじゃないですか?

なんか仕事みたいになるのが嫌なので、スタッフも全員呑んでいるので、出る側も酒が進むんですね。

 
初回収録となった昨日のゲストは幻冬社の箕輪さんだったんですけども、もう本当に最高で、二人とも酒が入っているから口が滑りくっているんです。

内容はここでは差し控えさせていただきますが、二人とも、どう考えたって社会不適合者だったのですが、僕が子供の頃に憧れたテレビの中の人達って、こんな感じだったんです。


「浮気がバレて、嫁が家に入れてくれなんだよ〜」とか言って、皆で、「バカだなぁ〜」と笑っていた。

まさか、今のテレビみたいに、他人の不倫に口を挟むような下品な真似はしていなかった。
テレビの画面の中には「ダメな人」がいっぱいいて、その人達を見て、「こんなにダメでも生きていけるんだ」と救われたんですね。

そして、そんな世界に憧れたんです。

 

「ダウンタウンなう」か「僕らの時代」に出させてもらった時だったと思うんですけど、僕、インスタのDMでセフレを募集している話をしたんですね。

そこには勿論、確かな下心があるんですが、そのうち何割かは、他人の色恋に口を挟んでいるタレントに対してのパフォーマンスもあったと思います。

「あんまり窮屈な世界を作るなよ」という。

 

昨日は、べつに色恋の話がメインではなく、仕事の話がメインだったのですが、話の端々に人としてのダメダメっぷりが挟まっていて、お話を伺っていて、「ああ、これ、僕が好きだったやつだ」と思いました。


そして、そういうダメ人間が仕事で本気を出している時に醸し出す色気が好きで、昨日は、1〜2年前に仕掛けたビジネス書ブームの話から、今とこれからの話をさせていただきました。

 
オンラインサロンは文章で最初から最後まで僕一人で完結するんですけど、『スナック西野』は良く言えば「ジャズ」のように、その瞬間その瞬間生まれて、話がどこに着地するか本人達も分かっていない。
その感じがすっごくすっごく良かったので、一度、覗いてみてください。

 


現時点で決まっているゲストは、

第1回=箕輪さん
第2回=蜷川実花さん
第3回=Voicy代表の緒方さん

 
そして、今後予定しているゲストは、僕が普段呑んでいる人達ばかりなんですけど…、

SHOWROOM代表の前田さん、
株式会社アル代表のけんすうサン、
IT批評家の尾原和啓さん、
あとウチの田村プロデューサーや、
空間デザインをしてくださっている只石さん、そして、
どこかのタイミングで梶原君にも声をかけようと思います。

コンビで酔っ払って、真面目な話をしているところ、たぶん、貴重だと思うので。

 

舞台人もお呼びしたいですね。
やっぱり、「新型コロナウイルス」という脅威に、今後、どう立ち向かっていくのか?は、今、しっかりと話しておく必要があると思っています。

 
なるべく仕事にはしたくないし、プライベートを見せることに意味があると思うので、仕事っぽくなりそうなゲストはお呼びしないです。
それでいいですよね?

 

まぁ、そんなところですかね。

 


最後に、お金の流れだけ明らかにしておきます。

ゲストのギャランティは一律「10万円」。これは、お友達価格なので、まさか、この人達の値段だと思わないでください。

撮影・編集にかかる費用は、一回、7万円。

売り上げから、この分を引いて、残ったお金に関しては全額寄付します。

寄付といっても、映画や絵本のプレゼントだったり、被災地やスラム街の支援という売名行為なので、僕にもキチンと取り分があります。ご安心ください。

 
あー、それにしても本当に楽しかった。



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