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今日は、「企業の採用担当者はどこを見ているか?」という就活生必見の内容です。

 


先日、僕が働いている会社「株式会社NISHINO

」で学生インターンの募集をかけさせていただきました。

一般的には募集せずに、オンラインサロンの中だけで。

募集期間は2週間ぐらい。

それでも、357名の応募がきました。

これから絞らせていただくという段階です。

https://salon.jp/nishino

 

 


「100人に一人受かるか受からないか?」という狭き門なので、合格する希望は薄すぎるのですが、インターン生に応募してくれた特典として、応募画面をスクショして印籠のように持ち歩いていたら、酒場で西野と出くわした時に西野と一緒に飲める(お酒を奢ってもらえる)というのがあります。


西野は酒の席で酔っ払って仕事を決めることがあるので、その場所から敗者復活のウルトラCを決める可能性も無きにしもあらずです。


いずれにせよ、応募しておいて損はないやつです。

インターン生の募集はサロン内で定期的にやっているので、興味がある方は参加してみてください。

 


さて。

 

気がついたら僕も生意気に人様を雇わせていただく立場になりました。

人事にはそこまでコミットはしていないのですが、とはいえ、最終面接には立ち合わせていただくんです。


一緒最終決定は「フィーリング」や「タイミング」が大きく影響しているのですが、とはいえ、最終面接までは残らなくちゃいけないわけじゃないですか?

書類審査で落ちてしまったら、「フィーリング」もヘッタクレも何もない。

 


そこで、これはあくまでウチの会社の(しかも西野の)意見ですが、「一次審査で通させていただく時に、どこを見ているのか?」という話をしたいと思います。

「全てじゃないけど、こういうところも意外と見られてるよ」という話を。


僕の意見と言いましたが、たぶん、ウチ以外の会社でも、ここを見ている採用担当者はいると思います。

 


結論から申し上げると、最終面接が「本番」だとすると、これは何事においてもそうですが…本番が始まった瞬間に勝負はついているんです。


「緊張して力が出せない」というのも踏まえてその人の実力で、「緊張して力が出せない状態で結果を出せるようになっとけよ」という話で、要するに、本番に到るまでの過ごし方が勝敗および合否を決定する判断材料となっているわけですね。

 

「面接でうまくいった、いかなかった」なんて、どうだっていいんです。


「結果を出す奴」というのは、練習の70%ほどの力しか出せなかったのに、結果を出す奴なんです。

本番で結果を出す奴というのは、本番で、たまたまホームランを打つ奴じゃないんです。

ここは抑えておかなくちゃいけません。


 

就活も同じです。

採用担当者が見ているのは、就活に到るまでの活動です。

当たり前ですが、ツイッターで悪口ばっかり言っている子は真っ先に落とされます。

自分で現状を変えようとせずに、愚痴に逃げる人とは誰も働きたくないので。

 

そうなんです。

就活生からすると、ゾクッとしたかもしれませんが、すでに、そこが見られてるんです。


考えれば、当たり前の話です。

この国は簡単に社員をクビにはできないので、「人を雇う」はリスクが高いんです。


企業からすると、なるべくハズレクジを引きたくないわけじゃないですか?

そうすると、たった面接の数分間だけで決めるわけがないんです。

 

「御社に入って、こういうことをしたいです」と言ったところで、「え? そんなにやりたいコトなんだったら、じゃあ、なんで今、それに近しいことをやっていないの?」となる。

「今の時代、いくらでも発信できるじゃん」と。

 

動いていない学生は、採用担当者にこの疑問を持たれた瞬間に、手詰まりになってしまう。 グウの音も出ないんです。

たしかに、小さい規模からでも、できることはあったハズなんで。

 

これは就活に限った話じゃありません。


本番が始まってから、準備を始める人は確実に負けます。

いつ話を振られても、すぐに返せるように準備しとかなきゃいけない。

分かりやすいのは若手起業家で、「キミがやりたいサービスは何なの?」と話を振った時に、そこからダラダラと5分間喋ってしまう人は確実に失敗する。


いつパスが飛んで来ても返せるように日頃からプレゼンの文章を磨いておかない人が作るサービスなんて、お客さんへの配慮が行き届いていないに決まってるじゃないですか。

勝負は、とっくに終わってるんです。

 


就活で有利に働く為には、「学生のうちから実名で前向きな活動をしておくこと」が一つ大きくあると思います。

参考にしてみてください。

あと、株式会社NISHINOは今後もサロン内で学生インターンを募集しますが、インターンが決まった瞬間に、マジでプロジェクトを丸投げされるので、受けられる方は肩を温めておいてください。

いきなり実戦に出されます(笑)




西野亮廣(キングコング)



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