ライフスタイルによって違ってくるとは思うのですが、僕なんかは(せっかちな性格も相まって)動画学習が結構ツラかったりします。
ついつい、「そこの説明はもう分かったから、はやく次に行ってよ!」と叫んでしまう時間貧乏人です。
その点、「文章」だと読み手の都合で「飛ばす」こともできますし、そもそも情報を仕入れる手段としては「目読」が一番速いので、学習方法として嬉しい順は『文章>音声>動画』となっております。
移動中は文章を読みますし、仕事中は音声を聴きます。
動画を観るのは、よっぽど時間がある時で、「よしっ!これから動画を観るぞ!」と意気込まないといけません。
とにかく、せっかちなんですね。
「情報の取得手段の優先順位」があるのは僕だけではないハズで、この記事を読んでくださっている方は、割合でいうと「見る」「聴く」よりも、「読む」が好きな人が多いのではないでしょうか?
そんな中、昨日、面白い数字が出ました。
▼ 音声を文字起こししてみたところ…
昨日のブログ記事は、僕が毎朝やっているVoicyというラジオの音声を文字起こししたものです。
言ってしまえば「コピペ」ですね。
発信方法が違うだけで、発信内容は同じなんです。
ところが昨日の記事は、いつもより多くの人に読まれました。
「この話は今朝のラジオで聴いたから、読まない」という人が少なかったんですね。
このことから、「客層がかぶっていない」と読みとることができます。
つまり、『聴きたい人』と『読みたい人』でパッカリと分かれているということですね。
客層がかぶっていないのに別の内容を届けて、それぞれの記事の制作に費やす時間(クオリティー)を分散させるなんて、なんとも無駄の多い話です。
発信者は、ついつい「たくさん発信している」に酔ってしまいますが、情報が溢れた現代はお客さんの可処分時間が極端に減っています。
きっと、(僕自身がそうなように)お客さんからすると、「最良の手段で情報を飲み込みたい」が先にあって…
① 最良の手段で飲み込む少量の濃い情報
② あらゆる手段で飲み込む多くの薄い情報
の2つがあったら、きっと多くの方が①を選ぶのではないかなぁ?と思い始めてきております。
結論を出すには、まだまだデータが少ないので、もう少し実験を続けてみます。
お付き合いください。
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