新型コロナウイルスの感染が拡大しております。
厳密に言うと、「累計感染者数が増えている(そりゃそうだろ)」という表現の方が正しくて、地域によっては「実効再生産数」(1人の感染者から発生した二次感染の平均の数)の伸びは緩やかになってきていて、テレビのニュースも視聴者を闇雲に恐れさせるのではなくて、この辺りもキチンと伝えた上で、注意喚起していくといいと思います。

僕らのチームは今回の『新型コロナウイルス』を重く捉えているけど、暗く捉えてはいなくて、「続けること」「辞めること」「再開を見越して辞めること」「新たに始めること」などを秒速で整理して(※詳しくはオンラインサロンの投稿を御確認ください)、スピードを緩めるどころか、むしろ加速して、前に進んでいます。


現在、僕らは今年12月公開予定の映画『えんとつ町のプペル』(前売り券)を子供達にプレゼントするクラウドファンディングに挑戦中です。


映画公開まで8ヵ月あるわけだから、この作品の結果(観客動員数)に対して、「コロナがぶつかったから仕方ないよね」という言い訳は通用しないと思っていて、コロナを踏まえた仕掛け(もちろんお客さんの安全が最優先!)を、次から次へと打ち出して、キチンと結果を出します。

結果を出すのは、結構得意です。



映画『えんとつ町のプペル』のプレゼントは、一人から受け付けておりますので、一度、クラウドファンディングのサイトを覗いてみてください。






クラウドファンディングといえば…

クラウドファンディングといえば、ここ最近は、お店の当面の維持費を集めるクラウドファンディングがアチコチで立ち上がっています。
(※昔、クラウドファンディングを批判してた人は、どこに消えたんだ)

こういう時こそ、こうした助け合いの文化は本当に素晴らしいと思うのですが、一方で、当たり前ですが、「支援」は無限に続くものではないことも知らなくてはいけません。

特に日本はまだコロナの終息の目処が立っていませんから、クラウドファンディングの支援は「応急処置」の意味合いが強く、この間に次の手を打たなくてはいけません。

美容室の『NORA』さんなんかは、すでにコロナ時代のサービスを始められていて、これは、多くの美容室が真似をした方がいいと思います。


『お金は血液』とは、よく言ったもので、流れを止めてしまうのが一番最悪です。
支援する側に「支援疲れ」を起こさせてはダメで、支援される側は、「(今はお金を戻す以外の方法で)どうすれば、それが防げるか?」を考える必要があります。

エネルギーの巡りがうまくいっている経済圏は強くて、本当は国のリーダーが旗を振り、その説明をしなくてはいけないのですが、国のリーダーも人間で、僕らと同じように1日24時間しかありません。

なので僕らは一人一人が責任を持ち、個で動くのではなく、集落を形成して、キチンと繋がって、「どのようにエネルギーを回せば、皆が助かるのか?」を議論すべきだと思います。


日本には、もともと『結』という文化があるので、今回のコロナの乗り越え方に関しては、日本人が一番得意だと思います。

頑張ろうねー!


西野亮廣(キングコング)





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キングコングのMV公開まで、あと10日